ラーメン・つけ麺強化WEEK、2発目。
今日狙いを定めたのは・・・もはや説明する必要もないだろう。
賛否を含め、知らない人はいない名店中の名店。
ラーメン人気を支え続ける功労者であり、そしてまた異端な存在。
その宗教的中毒性に侵された信者たちはこう呼ばれる・・・そう、ジロリアンと。
というわけで、ラーメン二郎の湘南藤沢店へ初訪問することとなった、私よしつね。
その独特の文化とイズムゆえの敷居の高さから、意外にも本家であるラーメン二郎は初体験。
いつかは本家でススリたいと願っていたものの、
もはや待つことを苦としない、先輩ジロリアンの気迫に圧倒され、インスパイア系の極太麺でやり過ごして来たわけなのだが・・・
平日の19時頃に訪店すると、まさかの外での待ち客はゼロ（写真は帰りの20時前）。
やっと来たチャンスを逃すはずもなく、憧れ続けた黄色い看板に吸い込まれるように入っていく！
ラーメン二郎湘南藤沢店、待ち時間無しでの訪問に成功！ とりあえず例の呪文を解説します！
藤沢駅北口から歩くこと10分。
だんだん人気がなくなってきた道路沿いにふと現れる黄色い悪魔、今日はそんなラーメン二郎の湘南藤沢店へお邪魔することに。
ちなみに、お店にはこのような待合室が隣接されており、日中のピーク時にはこちらで並ぶシステムとなっている。
が、しかし、タイミングが良かったのか、はたまた日頃の行いが良かったのか、
本日は外での待ち客はゼロとなっており、店内で数人が待っている程度。
これはチャンスと、いざ中へ！
と思った矢先、「マスクしてください」との店員の一言。
やはり行列ができる店舗ゆえか、ソーシャルディスタンスなどのケアが徹底的にされており、
間隔を空けて待つようにとの指示が飛ぶ。
※マスクがない場合は50円で購入可能
店内にはたくさんの注意書き。
その内容をざっと洗い出すと、
・駐車場無し！ コンビニに停めちゃダメ
・「麺の硬さ」の指定は不可
・席、くしゃみは気を使ってヤレ
・ラーメン二郎千葉店もオープン
・脂でコーティング＆ニンニクでウイルス撃退
・ジロリアンの心を一つに
といった内容が書かれており、その他ラーメン二郎の社訓がデカデカと掲げられている。
ラーメン二郎の味はもちろん、この様な世界観が人気の理由であり、信者（ジロリアン）を排出する要因の一つ。
それが逆に新参者の敷居の高さでもあるのだが・・・、一度店内に入ってしまうと、その雰囲気もみていて楽しいものだ。
いうまでもなく、ラーメン二郎といえばガッツリ大盛り系。
「初めての方の大盛りはご遠慮ください」とはっきり明記されているので、
100円しか変わらないからと言って、無謀な挑戦は辞めたほうがいいだろう。
・レギュラーラーメン（豚2枚） ¥780
・生卵 ¥50
を注文し、まずは様子を見てみることに。
店内で少しだけ待ち、着席すればそれでOK
・・・なのだが、これだけだとただのラーメン。
そう、ここからが二郎なのである。
このトッピングの有無に対する返答こそが、
ラーメン二郎初心者の最大の関門であり、いわゆる呪文と呼ばれるもの。
少し解説すると、
まず、ニンニクを入れたい場合は「ニンニク」とコールすればよし。
入れたくない場合は、「ニンニク無し」と「ニンニク増し」の混乱を防ぐべく、「ニンニク」という単語を発さないようにとのこと。
また、ヤサイ（もやし・キャベツ）はそのままでも十分に盛られているのだが、
・ヤサイ（マシ）（マシマシ）
とコールすることで、3段階で量を調節することが可能となっている。
・カラメ（味が濃くなる）
・アブラ（背脂が足される）
また、上記をコールすることで、より好みの味にカスタマイズできるので、
様子を見つつコールすればOKだ。
ちなみに、コールのタイミングだが、ラーメンが器によそられたあとで店員さんの方から声をかけてくれる。
そのタイミングで注文すればOK！ ということで、
・ニンニクアブラ
と呪文を唱え、
初めてのラーメン二郎、いざ攻略にかかる！
これがラーメン二郎、圧巻の量に若干すくむ・・・が、ガッツリ背脂に強烈なニンニク、極太麺を吸い上げる！ 圧倒的中毒性、、美味い！
食券を見せ、着席してから約10分。
店員さんから「ニンニクは？」と聞かれたタイミングでコールをし、やっとお目にかかれた二郎さん。
大きなどんぶりには、富士山のようにヤサイが盛られ、
山頂にかかる雪のごとく、トッピングした背脂とニンニクがガッツリ。
この重量感・・・これはヤバイ（笑）
インスパイア系とは何か異なる、王者の気高さというやつなのか、
圧倒的オーラを放ちながら、いざ目の前へ。
麺がほぼ見えない状態で、まずはスープを一口。
うんうん・・・これは美味い。
大量に入った背脂の油分と、塩分でなんとも表現しにくいが、
豚骨の存在感がガッツリ感じられ、そこに醤油が加わった一杯。
乳化はしていないが、この暴力的な油分と「辛い」レベルまでに個の力を発揮するニンニク・・・
これが中毒性を誘発するのか、なるほど、麺をすすりたくなる味である。
ということで、どんぶりの底から麺を引っ張り出し、
ガツンと豪快にすすっていく・・・
おお！ うん、うまい！
やっぱり、硬めの太麺が好きだなぁ・・・と再確認。
しっかりとした食感の極太縮れ麺に、たっぷりとスープの味が乗っかり、
ススルというよりは、首の筋肉を使ってズルズル詰め込んでいく感じ。
口の中に広がる強烈なニンニクの香りがたまらなく食欲を刺激し、
過多な油分で胃袋へと流れ込んでいく。
ああ、、、美味い。
ちなみに注文してあった生卵で、すき焼きスタイルでもズルズル。
二郎のガッツリ感が一気にマイルドになり、胃が休まって味へんにはもってこい。
こちらも中々の美味だ。
が、しかし・・・さすがは二郎。
食っても食っても、減っていかない（笑）
すすってすすって、すすり倒し、
途中で大きな豚チャーシュー（これもめっちゃ美味い）を挟み、加速ブーストをかけるものの、
最終的には満腹中枢に逆らうことはできず、ちょびっとだけ残してしまい無念のリタイア。
消化を助けるべく、黒烏龍茶にすがるが、
ふぅ〜〜、
やはりうわさどおり、ラーメンではなく、「二郎」というジャンルを目の当たりにした次第だ。
ちなみに店を出る頃には、一気に20~30人ほどの待ち列ができており、
なんと幸運なライミングで入店できたのかと、ビギナーズ・二郎・ラック。
文句なしで味は美味い！（まぁ、好き嫌いはあると思うが・・・個人的にはやっぱ好き）
ただし、美味しく味わうには量が多いので、「麺少なめ」でお願いしたほうがいいかなぁ・・・と、次回へのPDCAをさっそく回す。
※「少なめ」でお願いしてる人もけっこういました
そしてやっぱり、禁断の・・・
食べたあとすぐは満腹感でやられたが、ああ、もうすぐにでもリピートしたくなっている自分の姿が。
ビギナーズ・二郎・ラックからの沼。
これが世に言う、禁断症状。
湘南にまた1人、ジロリアンが生まれた瞬間である。
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ラーメン二郎 湘南藤沢店
●らーめんじろう しょうなんふじさわてん
●住所：神奈川県藤沢市本町1-10-14
●営業時間：
[月～土・祭日]11:00～14:30、17:00～21:30
[日] 11:00～20:00
●定休日：日曜日
●TEL：-
●@fujiro_2430
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