腰越の東浜、そして江ノ島を見渡す一等地に立地するといっても過言ではない飲食店、
ヘミングウェイ江ノ島。
前に一度だけ訪店した際は食後だったこともあり、ドリンクを頂いただけ。
しかしその際にメニューで目撃したスープカレーの存在がずっと気になっており、今日はそれを目的にお店へと足を運ぶ。
欧風カレーやタイカレーなどが目立ち、逆に流行りのインドカレー的なお店はほとんど無し。
ましてやスープカレー系のお店はツチノコのような存在となっており、随分と遠ざかっていたのだが・・・
やっと今日、スープカレー欲を落ち着かせることが出来る。
前に食べたのは確か札幌だったはず。
約半年ぶりとなるスープカレー、果たして絶品の「鐘」は鳴るのやら・・・
江ノ島が一望できる絶景オシャレカフェ、ヘミングウェイ江ノ島へ! 観光客やカップルが集うデートスポット、男は黙って孤独のスープカレーを!
小田急片瀬江ノ島駅を下車し、腰越方面に海岸沿いを歩いていくと、
左手に見えてくるのがこちらのヘミングウェイ。
入り口から2階へと上がり、お店の中へと入っていく。
広々とした店内は、どこかバリを感じさせるリゾートテイスト。
巨大な謎の水槽?プール?が設置されているかと思えば、サーフボードがテーブルとなった座席に、ボルダリングの壁があったりと、
遊び心のある内装に加え、装飾も一つ一つ異なり、まるで某テーマパークの待ち列を彷彿とさせるこだわりの数々。
トイレの前には書籍棚も配置され、
当然、店名の由来にもなっているであろう、ノーベル文学賞作家へミングウェイの『老人と海』、『誰がために鐘は鳴る』もあったような、無いような。
そんな感じで、見ているだけで楽しい店内。
しかも窓の外には綺麗な海、江ノ島。
まぁ、私には関係のない話しではあるが、アベックにはふさわしいお店なんだろう、きっと。
奥のソファー席に腰かけ、さっそくメニューの解析にうつる。
さてさて、スープカレーはどこかな。
まずはあまり見かけない、ベーグルを使ったフレンチトースト。
これはなんだか、ちょっと気になる。
4種類用意された各種ピザもとてもうまそうだが、なんでも窯が修理中、残念ながら現在は提供中止とのことである。
スープカレーヌードルって奴もかなり気になるのだが、まずは王道から攻めるべし。
というわけで、一番人気のヘミングウェイ看板メニュー、
・スープカレー ¥1200
を、注文することに。
ちなみに、こちらのスープカレー。
メインの具材を以下の4種類から選ぶことになっている。
・チキン
・炒め野菜
・からあげ
・豚しゃぶ
メニューの絵をみる限り、デフォルトでチキンは入っているのだから、追加でチキンなんてバカな話はないだろう。
ここはもちろん、追い肉、豚しゃぶだ。
そんなわけで、当初の目的通り、無事スープカレーを注文。
久方ぶりとなるスープカレー、果たしてその味やいかに・・・
本格スパイシーな絶品スープカレーで白飯を掻き込む! 超絶フレッシュな生搾りオレンジ、デザートのベーグルブレンチトーストも美味!
まだ観光客が戻りきっていない平日とあってか、数組のカップルがいるくらいで、比較的空いている店内。
注文してから10分ほどで、待ちに待ったスープカレーの登場である。
熱々の鉄鍋のままに運ばれた、野菜たっぷりな一品。
スパイシーな風味が広がり、ああ、うまそうだ。
スプーンですくい、さっそく一口。
おお、意外とスパイス効いてるな・・
辛さはそこまでないものの、フワッと鼻を抜けるスパイス感。
想定していたものよりも数倍本格的な、サラサラっとしたキレのあるスープカレーに仕上がっている。
これは、、、美味い!
ザクッと歯応えのある大きな蓮根に、
ホクホクでほんのり甘い、カレーとの相性抜群のカボチャ。
スープカレーとともに口の中に広がっていく、うずらの黄身、
もちろん、ホクホクのじゃがいもも顕在だ。
オクラやインゲンの鮮やかな緑が、一段と華やかな一杯にしてくれ、
具材のどれもがスープカレーとの相性抜群、多量の旨味とともに、実にヘルシーで身体思いの一品となっている。
そしてトッピングで選ばれし、
こちらの、大量の豚しゃぶ。
これとチキンがあれば、向かうところ敵無しだが・・・
あれ? チキンが無いぞ・・・
どうやらメニューに記載されているスープカレーのチキンはデフォルトで投入されているものではなく、
トッピングとしてチキンをチョイスした場合の絵面だった模様。
冷静に考えれば分かるのだが、、、
しまった、またやっちゃった
手前勝手なスーパーポジティブ解釈で追い肉の妄想をしていたのだから、なんとも肉いはなしである。
しかし、逃した鳥は大きいが、釣れたピッグもこれまたビッグ。
柔らかいお肉とスープカレーの相性は言わずもがな、ライスを浸し、どんどん胃袋へと放り込んでいく。
うんうん、いいぞいいぞ。
ライスをカレーに浸すのか、
はたまたライスにぶっかけて食べるのが正義か。
いまだに決着のつかない、その難問。
しかし、脳内で袋小路になるのもスープカレーの醍醐味ってなもんで、
今宵は前者、ライスをカレーにくぐらせ、
具材とともにバクバクバク・・・
気づけば、あっという間に鉄の底。
チキンの夢は潰えたものの、久方ぶりのスープカレーのその味は、
ああ、うまかったな
と、大満足を持って幕引きとなる。
強いていうならば、米が焚かれてからかなり時間が経過していたのか、所々固まっていたのが少し残念。
しかしながら、スープにひたす行程を経ることで万事解決、私の場合はモウマンタイである。
食後には、気になっていたこのマシーンでオレンジを生搾りに。
上からオレンジを転がして、、、
店員のお姉さんにグラスを支えていただきつつ、
100%の生搾りオレンジを抽出していく。
オレンジ一個で大体グラスの3割りほど。
この超絶フレッシュオレンジをサワーにしてもらい、
ヘミングウェイ特製、生搾りオレンジサワーの完成だ。
すっきりと爽やか、フレッシュ感がしとどに漲っており、
ああ、コレはめちゃくちゃ好みの味だ。
飲んだら最後、もう普通のオレンジサワーには戻れない体験をしてみたければ、コレはマストである。
そしてデザートには、ハニーレモンベーグルフレンチトースト。
熱々のスキレットで焼かれたベーグルの上には、スライスレモンに冷んやりバニラアイス。
ベーグルなのに、ふっくら柔らか。
ジュージューなのに、アイスで冷んやり。
人間の触覚をおちょくるような一品、店内の作り同様、ここにもオーナーの遊び心が垣間見れ、
食後のデザートとしてはかなりヘヴィではあるが、レモンの酸味がまた絶妙で、とっても美味しいスイーツに仕上がっている。
食後にお店の人と話をしてみると、
片瀬江ノ島駅近くの別店(ヘミングウェイ ハナレ)には、よりバラエティー豊かなベーグルデザートがラインナップされているとのこと。
どんな味が楽しめるのか、そっちもなんだか気になるなぁ。
帰る時にはすっかりと陽が沈んだ湘南の海、遠くには江ノ島の明かりが幻想的に灯っている。
そんな絶景を眺める店内には海風が通り、なんとも心地よい空間だ。
江ノ島観光にもぴったりの最強デートスポット。
しかし、もし1人でスープカレーを食べている男がいたらそれは私だ。
そっとしておいて頂きたい・・・涙
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ヘミングウェイ 江ノ島
●へみんぐうぇい えのしま
●住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-12-4
●営業時間:
[月~金]
ランチ:12:30~15:00
ディナー:15:00~22:00(フードL.O 21:00、ドリンクL.O 21:30)
[土日祝]
ランチ:11:00~15:00
ディナー:15:00~22:00(フードL.O 21:00、ドリンクL.O 21:30)
●定休日:無休
※設備メンテナンス等でお休みをお知らせの上いただくことがあります
●TEL:0120-997-659
●インスタ:hemingway_enoshima
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