「ラーメン」「藤沢」とかで検索すると、わりとあっさり系というか、淡麗系というか、
あまりガッツリ系(二郎をのぞく)のお店が少ないのが、特徴だったりするわけで…
そんな中、個人的に参考にしている食べログレビュアーさん達も、
こぞって評価しているガッツリ系ラーメン店が、
こちら、萩原屋・藤沢店。
横浜からそう遠くないくせに、我が地元である鎌倉・藤沢には、意外や意外に少ない家系ラーメン。
無論、私よしつねの大好物なジャンルだが、その分その味にもうるさかったりうるさく無かったり…
というわけでさっそく、
その家系ラーメンをズルズルすすり倒すべく、萩原屋の店内へと潜入開始!
藤沢駅徒歩7分の本格家系ラーメン萩原屋藤沢店へ! 最新式タッチパネルを駆使し、定番ラーメンと半ライスをオーダー!
藤沢駅北口から、大船方面へ徒歩7分。
境川にかかる橋を渡った先に店を構えるのが、藤沢駅周辺では珍しいガッツリこってり家系ラーメン、萩原屋(藤沢店)だ。
弘明寺にも店を構えていたようだが、2020年9月末でクローズ。
なので今現在、同店の味はここ藤沢店のみで味わえるものとなっている。
張り紙を確認すると、車は計4台まで駐車可能。
なお現在は、ラーメン、つけ麺とテイクアウト対応が可能とのことだ。
お昼のピーク時での訪店だったが、幸運にも待ち客はなし。
そのまま扉をくぐり、まずは食券機にて、ラーメンを選んでいくシステムとなっている。
基本となるのが、こちらのラーメンとつけ麺。
定番の家系ラーメンに、トッピングが充実した萩原ラーメン、
刺激が欲しい人には美辛ラーメン(辛さは1辛〜3辛)、その他、和風ラーメンや焼き煮干しラーメン、さらにつけ麺と、
一般的な家系ラーメン店とは異なり、かなり手広くやっている同店。
そしてもちろん、トッピングや飯系のメニューも充実しており、
生姜ダレご飯、ネギチャーシュー丼、豚辛ネギ丼に、
餃子、おつまみ各種…etc
なんなら昼からビールを行きたくなるほど、
魅力的なラインナップで、
こちらの食欲・アルコール欲を刺激してくるではないか。
ともあれ、今日の目的は「家系ラーメン」。
チェーン店の家系が蔓延るこのエリアにて、どう個性を放っているのか。
その確認をすべく、
・ラーメン(並) ¥730
・半ライス ¥100
の、ゴールデンペアで注文確定。
生姜ダレご飯も気になるが…やっぱり白飯、家系には君が必要だ。
今日は胃袋の調子がいいので、
「固め」はもちろん、味も「濃いめ」でオーダー(「油」過多は自粛)。
ということで初訪問となった、藤沢の家系ラーメン・萩原屋。
こってりスープでススる麺、流し込む白飯!
ああ、腹が減った!!!
珍しき超極太縮れ麺に絡む、濃厚スープと追いニンニク! 白飯がガッツリ進む、強烈塩分家系ラーメン…こりゃ美味い!
食券機を渡してから約10分、
まず最初に到着したのが、こちらの半ライス!
なお、漬物のキューちゃんは取り放題だ。
そして白飯を追うようにサーブされたのがこちら、
みるからにガッツリこってりで、好みのフォルム、
萩原屋定番の家系ラーメンである。
ズズズ…
口の中を蹂躪する、濃い味にグレードアップした強烈な塩分。
しかしその味の中にはトンコツの旨味がしっかりと感じられ、丁寧に仕込まれた一杯であることは明明白日。
うんうん、好みのスープだ
ではさっそく、
麺をススる…っておい、なんじゃこりゃ…
大勝軒のもりそばに匹敵するほど、家系ラーメンでは珍しい極太縮れ麺。
まるでうどんの如き重量感のある麺を持ちあげ、さっそくズルズルっとすすると…
おお、、、これよコレ!!!
極太でありつつ、しっかり固めにあがった麺の、その主張たるや。
口いっぱいに放り込み咀嚼…ああ、こりゃ美味い!!!
濃い味スープが霞むほどに、ガッツリ太麺、歯応え十分。
でありながらも、ズルズルっとどんどんススってしまう魅力をも兼ね揃えた、パンチの効いた麺…うんうん、これは好みだ。
しっかりと厚みのある肉も、柔らかくジューシー。
こちらも問題なく、美味い!
なんだけど…スープ、麺、肉と、どれもが完璧な個性を放っている中で、
どうしても一つ解せないのが、
こちら、ほうれん草。
コレは冷凍なのかなぁ、痩せ細っておりボリュームも食感もいまいち。
他の主張が激しい分、余計にみすぼらしく感じてしまうのは、若干寂しいところだが、
ラストは卓上のニンニクをごっそりとスープに溶かし、食欲の炎を着火させ、
極太麺を豪快に吸い上げていく。
汁をたっぷり染み込ませたほうれん草に、チャーシュー。
それらを包むように、白飯を海苔で巻き込んで…
やんごとなき、幸せ。
そしてデブへ、まっしぐら(手遅れ)。
最後はレンゲで白飯をかっこみ、
ふぅ〜、腹いっぱい。実に美味かった。
その後もズルズルとススってしまうスープ。
強制的に別れを告げ、家系ラーメンランチは終了するのであった。
今回は「濃いめ」にしたので、よりそれが強調されていたのかもしれないが、
昨今よく口にする、「上品」で「マイルド」な小洒落家系とは異なり、粗暴で荒くれた、「これぞ家系!」と思えるような一杯に大満足。
あっという間に無くなる白飯、
残された憂鬱、背徳感、口臭…
まるで砂漠を長時間歩いたかのごとく、「水がうめぇ…」と感じる萩原屋の一杯。
好みは分かれるかもしれないが、藤沢No1家系…と言ってもいいのでは。
ってくらい、私は嫌いじゃない!笑
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萩原家 藤沢店
●はぎわらや
●住所:神奈川県藤沢市大鋸1-3-1
●営業時間:
11:00~15:00(L.O.)
17:30~22:00
●定休日:月曜日
●TEL:0466-24-7665
●http://hagiwaraya.shichihuku.com/
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