時刻は19時。
鎌倉で仕事を終え、一杯やって帰りたい気分。
以前お店に入ろうとしたところ、カウンターを外国人に占拠され、泣く泣く断念した、クラフトビールが飲めるRudyBrew(ルーディーブリュー)。
今日こそ、リベンジと行きたいところ。
今日こそはクラフトビールを飲みたい。クラフトビールで癒されたい。
そんな強い思いを胸に、目指すは鎌倉駅。
店の前を通りかかると、カウンターに空席があるのを確認。
よし、今日こそはイケる!
ということで、初来店となるRudyBrew。
今宵はここでどんなドラマが生まれるのだろうか・・・
鎌倉駅徒歩1分の駅前アメリカンフード,RudyBrew!数あるクラフトビールを堪能できるお店を訪問
というわけで、
JR鎌倉駅東口を出て、右に進むと現れるのが、
アメリカンフード兼クラフトビールを堪能できる、RudyBrew。(食後に一枚パシャリ)
駅前なので、いつも気になってはいたが、アメリカン&ビールということで、外国人客の姿が多いイメージ。
しかも、割とゴリゴリで屈強な外国人が多く、中々一人で侵入するには心細かったが、今日はカウンターに人が少ない絶好のチャンス。
ということで、クラフトビールを堪能すべく、
まずは表の看板チェック。
少し見にくいが、「7種類の生クラフトビールとアメリカンフード」を推していることが伺える。
最高の組み合わせ。
まぁ間違いないだろうと、お店のドアを入っていくと、
綺麗でおしゃれな内装。
カウンターが5,6席ほどに、テーブル席が3組。
キャパが少ないので、中々入る事が難しい時間帯もある事だろうが、今宵の先客はテーブル席に1組。
私は一人カウンター席の端っこに座り、これから始まるクラフトビール祭りに集中。
カウンター周りや黒板に、10月26日に開催されるハロウィンパーティーの告知が目立つ。
今年ももうそんな時期か・・・
と、時の流れの残酷さを憂うも、心はすでにビール状態。
という事で、早速メニューと格闘していく。
黒板のメニューと、それの詳細説明が書かれた紙のメニュー。
一つ一つクラフトビールメニューを精読していく。
・・・聞いた事があるような無いような。
しかし、
生で飲めるクラフトビール、中々どこでも味わえるものでは無い。
という事で、無類のIPAずきの私は、まず5番の
・サクスオッチアメリカンIPA(300ml) ¥950
をチョイス。
目の前の壁からニョキッとサーバーが顔をだし、そこから注がれる金色の液体。
私が求めていたのは、
間違いなく、こいつである。
クラフトビールに7:3の概念など無い。ただひたすら液体を楽しむだけだ。
という事で、
ゴクッゴクッ・・・
この苦さ。間違いない。
説明にある通り、しっかりとした苦味が味わえつつも、ほのかなトロピカル感。
チビチビと一生飲んでられる好きな味だ。
と、ビールの気分を味わったら、次は食事メニューを選ぶ時。
今日はちょい呑み、久々に居酒屋スタイルで注文しよう。
という思いのもと、一品メニューからチョイスしていく事に。
気になるアメリカンフード、その中身は、
このような構成となっており、異国メニューがズラッと並ぶ。
とりあえずおつまみが欲しいので、
すぐに出るメニューの中から、
・トルティーヤチップス&サルサ ¥650
は、即決。
これでちまちまビールをやりつつ、ちょっと重めのガッツリ感も味わいたい。
悩むが・・・
やはりステーキだろう・・・
Sous-Vide steak ¥1250
略してSVステーキ。このボリュームでこの値段、中々のコスパではなかろうか。
他にも気になるメニューはあるが、あとは腹持ち次第。
というわけで、フードの注文を終え、あとはステーキを待つのみだ。
食べ応え十分!焼き目が美しい赤身ステーキとビールと合わせてほろ酔い気分を満喫
注文してすぐ、最初に登場するのは、
こちら、トルティーヤチップス&サルサ。
カリカリのトルティーヤチップスに、サルサソースを乗せて食べる。
トマトの酸味が効き、玉ねぎのシャキッとした食感が実に心地よい。
想定内の味と言ってしまえばそうだが、この味を求めていただけに、基本に忠実なこの一品がとてつもなくありがたい。
奇をてらった見栄えや、ダイナミックな味付け。
もちろんそれらも大事な要素ではあるが、決して派手では無いものの、バウンドを合わせて確実に捕球し、矢のような正確な送球をする、基本に忠実な宮本慎也の守備。
私が今、チップスに求めているのはそれだ。
ビールがとてつもなく、合う。
そして、
さらに待つ事10分ほど。
とうとうお待ちかね、
大きな白いさらに綺麗に盛られるは、SVステーキである。
サシの入った和牛も好きだが、歯ごたえ抜群の肉肉しいステーキも大好物。
ビールと合わせるとなると、後者に軍配が上がる。
ペッパーがかけられ、そのいい香りが襲いかかる。
わさび&醤油と、見にくいが粒が大きめの塩。
これらを駆使して、目の前の牛をしばきにかかる。
まずは、わさびを乗せ、醤油を少々。では一口。
・・・美味しい
まさに求めていた、肉のミディアム感。
程よい歯ごたえが肉肉しく、口の中で肉汁もしっかりと感じられる。
口の中でとろけていくお肉とは対照的に、噛めば噛むほどに存在感が強くなっていく尻上がりタイプ。
これはビールに合う。間違いない。
という事で、次のビールは、
こちらのゴールドラッシュ。湘南ビールをいただく。
先ほどのビールとは異なり、よりフレーバー。単体でも十分楽しめる生クラフト。
そこそこ主張のあるタイプだが、それを肉に合わしていく。
大きな赤身肉の断面に、今度は少量の塩を降る。
すると、わさび醤油とは違い、肉の旨味がより一層感じられるように。
なるほど、塩の方が好みだ。
肉肉しく凶暴な牛といえども、クラフトビールというオリハルコンのキバを装備した今の私に、敵などいない。
しっかりと、ひと噛みひと噛み楽しみながら咀嚼し、金色の液体で流し込む。
幸せなひと時だ。
食べ応え抜群とはいえ、全て食べ終わっても顎の負担は一切なく、絶妙なミディアム加減。
牛魔王、成敗完了である。
と言ったところでお腹は6,7分めくらい。
単体で楽しめるビールとはいえ、もう一品欲しい気分。
そこで頼むは、
こちら、
・タコレモン ¥650
レモンの酸味が効いた、さっぱりタコレモン。
牛に引き続き、歯ごたえ抜群、コリコリのオクトパス。
しかし、スパイスとハーブ感、それらが肉肉しい口の中をさっぱりと癒してくれる。
ビールにも合うし、我ながら完璧なチョイス。
という事で、
あっという間にアメリカンフードとクラフトビールが奏でる一人ちょい呑み宴会は幕を閉じる。
調べてみると、こちらのオーナーはハワイから湘南へと移住した経歴の持ち主。
その店長が選ぶ、アメリカと日本の生クラフトビール、そして他ではあまりお目にかかれない、瓶や缶のビールメニューも豊富に取り揃えているとのこと。
なるほど、生とは言わず、次回は瓶ビールや缶ビールも視野に入れたドラフト一巡目を選択する必要がありそうだ。
駅前の超好立地店舗なだけに、今後もお邪魔するだろうなぁ。
てか、オーナーが外国人だから、お店に外国人客が集まるのか・・・と今さら納得。
今回そのオーナーは不在だったが、次回はお目にかかりたい。
しかし、その場合はもれなく外国人客が付いてくる。
う〜む。
もう一見ではないし、
次回は堂々と入ってみるとしよう。
もちろん、ちょっと鍛えてから・・・
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本日行ったお店はコチラ
●るーでぃーぶりゅー (【旧店名】XROSK)
●住所:神奈川県鎌倉市小町1-4-24-102 起業プラザ 1F
●営業時間:
[月~金]
15:00~23:00
[土・日]
11:30~23:00(ランチ11:30~15:30)
●定休日:なし
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