最近の日課となっている、夜のランニング。
海の音を聞きながら江ノ電と並走し（とはいえ、半分以上ウォーキングになっているが）、
気持ちいい汗をかき終えて帰路へ向かう最中、一筋の明かりが視界に飛び込む。
「結」、夜の営業再開したのか・・・
当ブログでも何度かピックアップした同店。
最近まではテイクアウトのみの営業となっており、天丼などのメニューを販売していたのだが、、、
>>>腰越の絶品蕎麦、結（ゆい）で天丼をテイクアウト！プリプリの大海老と生しらすの沖漬けで大満足の自宅メシ！
しかしながら、
この日はランニング後に用事が入っていた為、泣く泣く断念。
その翌日、改めて結の蕎麦をいただきに、さっそくお店へと足を運ぶのであった・・・
腰越駅徒歩5分のお蕎麦結が夜の営業再開！ 久々の訪店はやっぱり冷たいせいろ蕎麦、プラスで卵焼きも！
腰越駅から西鎌倉方面へ歩くこと5分。
地元民からも絶大な支持を集める、腰越のお蕎麦屋さん、結。
しっかりと商い中の札が掲げられており、だんだんと日常に戻りつつある近所の光景に懐かしさすら覚える始末。
このまま元通りになればいいんだが。
と言うことでいざ入店、すると仰天びっくり。
お席は私がギリ入れるレベルで満席近い賑わいを見せており、4人がけテーブル席と小上がりは全て、子連れのファミリーが占拠中。
みんな、たまってたのか
時刻は19時、大人の時間はもう少し先か、、、と思いつつ、
さて、ひとり孤独の晩ご飯の開催だ。
蕎麦屋といったら、酒。
その例に漏れず、お蕎麦結でも津々浦々の地酒が用意されているが、
ご存知、私よしつねはノンアルコールのダイエット生活を現在実施中。
悲しきかな、今の私にこのページは必要なし。
そしてコチラがメインの蕎麦メニュー。
冷、温どちらも定番の蕎麦が並び、一応うどんもあるとのこと。
また、とろろご飯や野菜天ぷらが一緒になった、お得なセットメニューもあり、
あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しいと言う人にはコチラがオススメ。
なお、「田舎」「せいろ」「十割」と本日の蕎麦粉についてもしっかりと明記されており、ご主人のこだわりもビシビシと伝わってくる次第だ。
久々の訪店、久々の蕎麦屋。
ジメジメと暑いここ鎌倉とあって、ここは一つ、キンキンに冷えた蕎麦を豪快にすすっていきたい。
ならば私の選択肢はただ一つ、無論せいろ蕎麦だ。
と言うことで注文完了、もちろん大盛りはNG。
そしてやはりお蕎麦屋さん。
お酒に合いそうなおつまみも各種用意されており、う〜ん、どれも美味しそう。
そんな中、以前インスタでアップされていた「卵焼き」がどうしても忘れられず、それも追加注文することに・・・
・せいろ蕎麦 ￥740
・卵焼き ￥690
蕎麦と比べたら卵焼きもなかなかいい値段ではあるが、どうしても食べてみたかった、結のそれ。
ギャーギャー賑わう店内の端で、その時がくるのをじっと待つことに。
アツアツふわふわ、ほんのり甘い卵焼きに、しっかりと食べ応えのあるせいろ蕎麦！ ズルズルとすすり、ああ美味い！
厨房は店主1人で切り盛りしており、客席はほぼ満席に近いと言う構図。
想定内ではあるものの、酒もやらずにジッと待つのは中々に退屈だ。
注文してから15分ほど、まず先に登場したのがコチラ、
6つにカットされた、結のご主人が巻く出汁巻き卵、
画像で見た通り、なんとも煌びやかでうまそうなルックス。
さっそくいただいてみると、口当たりはふっくら柔らか、ほんのりと甘さも感じられ、中からジュワっと出汁が滲み出てくる。
また、大根おろしも辛味のものを使用しており、卵の優しい味わいとは逆に、ピリッと刺激的。
思い描いていた通り、、美味い！
醤油をたらすと、大根おろしとの相性はよりバッチリ。
ほのかな甘さは影をひそめるが、どちらも甲乙つけがたい美味さだ。
しかし、だし巻きにはやっぱり、、酒が必要か、、、
いくばくかの寂しい気持ちを覚えつつ、主人公不在のだし巻きを堪能し、
ようやく本日のメインディッシュが少し遅れて登場。
シンプルにして最強、
久々の夜の外食、結のせいろ蕎麦である。
ツルッとほぐれていく麺を箸で持ちあげ、
漬けつゆにくぐらせ、さっそく一口。
おお、うん、うまい！
突出してみずみずしく、ツルツル喉越しのいいタイプのものでは無いのだが、
蕎麦の味が濃く、漬けつゆとうまく絡み、しっかりと食べ応えのあるせいろ、、、
うんうん、これが結の蕎麦だ。
田舎そばや十割そばも人気メニューであり、どちらかと言うとそれに寄っているのか、
せいろも一口一口をしっかり味わい、咀嚼していくタイプ。
漬け汁もめちゃくちゃ冷たいわけでは無いのだが、その分しっかりと蕎麦の味を堪能でき、
なんと言うか、どちらかと言うと大人向けの蕎麦だ。
箸で掴んでは漬けつゆにくぐらせ、
威勢のいい音を持って吸い上げる。
ああ、口の中に充満する、蕎麦のいい香り。
ツルッとし、ザラッともしていて、
歯応えのあるその食感が、他でもない、「蕎麦だなぁ」という唯一無二感を際立たせている。
そして最後に、
やっぱり蕎麦湯割りは欠かせない。
特に、しっかりめの蕎麦を潜らせ続けた漬け汁と蕎麦湯の相性の良さは、他の蕎麦屋のものとは全く異なり、
濃く、ニュルッとした舌触りも感じられ、堪らなく美味い。
打ち立ての蕎麦だけが持つ、華やかな香り。
そして、冷やされたカラダをホッと温めてくれる蕎麦湯。
やっぱり、家で食べるのと違うなぁ
ということで、待ち時間に比べあまりにも早いディナーは幕を閉じるのであった。
腹はまぁ7分目くらいだが、久々の夜の外食に心を満たされた、私よしつね。
さて、明日は何を食べようか、、、
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お蕎麦 結
●おそばゆい
●住所：神奈川県鎌倉市腰越4-2-13
●営業時間：
11:00～14:30
17:30～21:00(L.O.20:30)
●定休日：木曜日、第3水曜日
●TEL：0467-95-2467
●インスタ：
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