家系ラーメンが大の好物である私よしつねであるが、意外や意外に、鎌倉にはあまり存在しないジャンルの一つ。
美味しいラーメン屋は多いのだが、どこか上品で、「荒々しさ」というくくりに属するラーメンは、おそらく駅周辺にはないのでは・・・
まぁ鎌倉らしいといえばそうなのだが、
どうしても定期的に食べたくなってしまうのが、「家系」というジャンルなのである。
しかしながら、由比ヶ浜海水浴場の近くに家系チェーンの代表格、町田商店ができたとの情報が私のもとに。
おいおい嘘だろ・・・
ただでさえ、チェーン系の浸食を嫌う鎌倉。
それを鎌倉の海が広がる一等地に、しかも「家系ラーメン」なんて・・・
嬉しい気持ちと、「え、大丈夫?」という気持ち。
それらが同居する、なんとも言いがたい不思議な感覚に陥りながら、134号線を走らせさっそく鎌倉へと向かうのであった。
鎌倉、由比ヶ浜に突如オープンした、新店ラーメン町田商店! 久々の家系ラーメン、もちろん「硬め・多め・濃いめ」で!
JR鎌倉駅を下車し海岸方面へと歩くこと15分、最寄駅となると、江ノ電の和田塚や由比ヶ浜となるだろうか。
ビーチの手前の滑川の信号前(確か昔はコンビニだったはず・・)に突如オープンしたのが、
北は宮城、西は岡山、
全国的(?)にチェーン展開する家系ラーメンの代表格、町田商店。
満を辞して、ここ古都鎌倉に参上だ。
都内に在住していた頃は、よく池袋店に足を運んだものだが、ここ最近は全くのご無沙汰。
ましてや昨今の外出自粛要請もあり、家系を求めて旅に出ることもままならない状態での町田商店の降臨、
デブ ラブストーリーは突然にである。
広々とした駐車場、今の時期は問題ないが、通常営業の夏ともなると混雑でもするのだろうか。
ちなみに5月末まではサービスとして、駐車料金はかからないとのことである。
ウイルス対策としての消毒をしっかりと行い、飲食スペースも透明シートで区切られている。
さらに、食券機もお客さんが使用する度に消毒をする徹底ぶり、全く大変な時期にオープンしたものだ。
お店に入るとすぐ右手に見えるのが、こちらの駄菓子スペース。
子供が楽しめる空間から察するに、観光シーズンのファミリー層も狙っていくという宣言なのであろうか、まぁ頑張って欲しいものだ。
そんな新店の雰囲気を感じつつ、さっそく食券機でメニューをチョイスしていくことに。
とは言っても食べるのは一択、スタンダードの家系ラーメン&ライスで決まりだ。
まぁ、新店オープンのお祝いとして、「味玉」も注文してあげよう。
食券機をよくみてみるとテイクアウトも実施しているようで、
看板の家系ラーメンや餃子、チャーハンや各種トッピングなどもお持ち帰りOKとのこと。
現地人か観光客か、メインの客層がいまいち分かり辛いが、テイクアウト可能なのはありがたいことである。
家系ラーメン、早死に三段活用。
「硬め、濃いめ、多め」、そしてライス。
追い「海苔」はしないが、久々の家系を前に、「ノリ」はいつもよりも高めである。
よし、さっそくススっていくか・・・
塩分過多でもやめられない、家系マジック! とろ〜り味玉にチャーシュー、久々の家系ラーメン&ライスを堪能!
テーブル席に座ると、「まだ間に合うトッピング」や、「ラーメンとよく合うメニュー」などのメニューが掲載、デブの目線に合わせた親切設計が垣間みられ、
一滴残らず汁を飲みほす「完まく」を10回すると、ラーメンが1杯無料になるとのことだ。(流石にこれはオススメしないが・・)
ということで待つこと数分。
目の前に運ばれたのがこちら、
町田商店の看板メニュー、スタンダードな家系ラーメン(味玉つき)と、ライスである。
ライスの盛り付けに愛は感じないが、、、まぁ仕方がない。
さっそくスープをすくい一口。
そして麺をつかみ、ズルズルとススっていく・・・
かぁ〜、濃いいなぁぁ
久々の家系ラーメン、それは思っていた以上に刺激的なもので、
自分の味覚が丸くなったのか、それとも由比ヶ浜店の味付けが池袋店よりも濃いのか、しっかりとしたスープに若干たじろぐ、私。
※ちなみに、町田商店は濃いと感じたら味の調節をしてくれます
とは思いつつも、ズルズルと止まらないのが「家系」ジャンルの恐ろしいところ。
食感がしっかりと残る硬めの麺にスープが絡み、なんだかんだ、やっぱり美味い。
むしろ舌が慣れてきてからは、その濃さが病みつきになっていき、
チャーシュー、ほうれん草、味玉、これらのトッピングと汁を絡ませ、どんどん胃袋へと放り込んでいく。
う〜ん、フォーリンデブ。
ひとしきり既存のスープを楽しんだ後は、おデブのおままごとタイム。
卓上の調味料を駆使し、より高みへとカスタマイズしていく。
たっぷりとニンニクを投入し、無料で注文可能な生玉ねぎをトッピング。
数日間女性と会話することを諦める選択肢、それが出来てしまうのが、「おデブ」という種族なのである。
口の中に広がるニンニクのかおり。
スープにもコクがまし、食欲は高まるばかり。
玉ねぎの食感が、くぅ〜、たまらん。
そして、たたかいの舞台は白米の上に移される。
これぞ家系の醍醐味、
汁に浸した海苔をライスに巻いてみたり、チャーシューや味玉、ほうれん草と一緒にかっ込んでみたり・・・
おデブの数だけ何通りもある食べ方、それが家系なのである、、、美味い。
ただ一つだけ言わせていただくならば、
米はちょっと柔すぎだな、、、
と言ったところ。
スープとの相性を考えると、この柔らかさはちょっと微妙だな、、、と、感じた次第である。
茶碗へのよそり方然り、まだまだ伸び代のある点に期待したいところだ。
と、ライスに対する思いを綴ったものの、最後まで美味しく完食。
痺れる濃さにガッツリにんにく、疲れを吹き飛ばすのに、たまに食べるには最高の一杯である。
胃袋と脳内を支配する中毒性。
今はお腹いっぱいでも、どうせ定期的に通っちゃうんだろうなぁ〜と、家系ラーメンの恐ろしさを思い出す。
しかし完まくのスタンプ10個ためる奴って、、、
やっぱりいるんだろうか、、、orz
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町田商店 由比ヶ浜店
●まちだしょうてん ゆいがはまてん
●住所:神奈川県鎌倉市由比ヶ浜4-3-25
●営業時間:
11:00~24:00
※緊急事態宣言期間中は短縮営業致します。
短縮営業時間:11:00~20:00
テイクアウト時間:11:00~23:00
●定休日:無休
●TEL:0467-33-4400
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