以前、江ノ島駅周辺のテイクアウト可能な飲食店を取材していた際、どこもかしこも美味そうなお持ち帰りメニューを販売しているものの、その中でも特に気になるお店が一つ。
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それがこちら、
2020年の1月にオープンしたばかりの新店、江乃華JAPAN RAMENである。
食べログで情報を見てみると、「罪悪感のないラーメン」と一言書かれており、なんのこっちゃと思いながらも、訪店の機会を伺ってきた。
しかしながら緊急事態宣言によるこの有様、現在は営業時間を短縮してのテイクアウト販売を行っているとのこと。
営業時間:11:00~15:00
電話予約:0466-66-8210
店内ではラーメンをいただくことが出来るみたいであるが、この日は日曜日。
外出自粛でありながらも、江ノ島観光らしき人物(?)で多少賑わいつつある三密状態を避けるべく、テイクアウトをすることに。
※ちなみにネットニュースでも騒がれておりますが、収束するまで江ノ島、鎌倉観光は控えましょう
それともう一つ。
テイクアウトメニューにラーメンはないものの、「つけそば」がテイクアウト可能となっており、果たして自宅に持ち帰って食べるつけ麺がどれほどのものなのか、ちょっと試したくなったのも理由である。
ということで、江ノ島すばな通りに突如オープンしたラーメン屋さんのトビラを叩く事となったのである・・・
江ノ電江ノ島駅から0分の好立地! すばな通りの新店、江乃華JAPAN RAMENでつけそばをテイクアウト!
江ノ電の江ノ島駅を下車し、すばな通りに入ってすぐ右手の2階に新店オープンしたのが、江乃華JAPAN RAMEN。
意外にもラーメン屋が少ないこのエリアの期待の新店として、オープン当初からチェックしていたものの、その願いがかなう前に世の中は大混乱。
その影響は飲食業界にも大きく、同店も営業時間を短縮してのオープンとなっている。
前述の通り店内でもラーメンは頂けるが、期間限定でつけそばなどのテイクアウトが可能となる同店。
この機会を逃すべからず、電話にて事前注文し、店内へ受け取りに。
やはり新店ともあって、とても清潔な、女性でも入りやすい店内。
4~5人が座れるテーブル席に加え、カウンター席は8席用意されている。
店内メニューを見てみると、
・特上醤油(豚玉子のせ) ¥880
・特白醤油(豚玉子のせ) ¥880
・上醤油 ¥790
・白醤油 ¥790
が基本メニューとなっており、「罪悪感のないラーメン」と豪語するだけある、めちゃくちゃ上品そうな醤油ラーメンが並ぶ。
神奈川県産上醤油をベースに、店主こだわりの素材からとった出汁で作るWスープ。
個人的に嬉しいのは全粒粉を使用した太麺で、それが醤油とどう絡むのか、想像するだけでアミラーゼがこぼれ落ちそうだ。
もちろん、観光客を呼び込む伝家の宝刀、生しらすご飯も用意されており、ビールなどのアルコールも頂くことができる。
時期が時期なだけに集客は困難だろうが、駅近の好立地もあって、「日常が帰ってきたらさぞかし忙しいだろうなぁ・・」と想像をしていると、注文していたつけそばのパッキングが終わり、お会計を払い店を後に。
さて、自宅で食べるプロのつけ麺。
お店で食べるのとどう変わるのか、チャリンコをこぎ、家路につく。
甘くて酸味のある絶品濃厚スープと、それに絡む全粒粉太麺! 自宅で食べるプロの味に、テイクアウトの可能性を感じた孤独のランチ
テイクアウト可能とはいえ、その中身は「つけそば」。
スープはカップにそのまま入っているので、激しい振動を加えるとこぼれてしまう可能性も無きにしも非ずの状態だ。
坂道、トンネル、くさっぱら、
一本橋やデコボコの砂利道をそっと避けつつ、スープが冷めぬように最速で帰宅する。
スープは温め直すことも出来たが、冷めていくのもテイクアウトの醍醐味の一つ。
そんな謎理論を掲げつつ、ご対面するのが、
こちら、江乃華JAPAN RAMEN特製、期間限定お持ち帰りメニューのつけそば(¥650)である。
ボリュームのある太麺にトロトロの味玉、そして何より安い!
ちなみに本来であれば大葉の上にきれいに盛られていたであろう魚粉。
チャリの振動により飛び散ってしまったが、上手いこと太麺に絡まり、コレはコレで食欲をそそる具合になっている。
トロトロ具合が絶妙な味玉とシャキシャキメンマに加え、大きくカットされたチャーシューもトッピング。
定番のラインナップだが、シンプルこそ食欲をそそるものである。
コンビニのそば弁当によくついている、体にいいのか悪いのか、味が変わってしまうのかどうなのかわからない、あの謎の液体を使い、つけ麺の麺をほぐしていき、
さっそく一口。
コレは、めちゃくちゃ美味い!
玉ねぎの甘味と酸味が口いっぱいに広がるコクのあるスープ。
大勝軒のそれに近いものの、そこまでしょっぱくもなくより優しい味わいになっており、最後まで飲み干しても罪悪感がわかないような物となっている。
そのスープに絡むのは、同店のオリジナル配合で完成されたという全粒粉使用の太麺。
その塩梅がとにかく絶妙で、食感、歯応えが気持ちよく、ズルズルといつまでも啜っていたくなるような物となっている。
ズルズルすすり、のりも合わせて、胃袋の彼方へと消えていく太麺。
もちっと弾力がありつつ、喉越しもいい。最高だ。
トロトロの味玉は言わずもがな。
眠れない夜にふと思い出してしまうような、黄身色思いの半端ない一品に仕上がっており、無論デリシャス。
シャキシャキのメンマはまた違った食感を口に与えてくれ、肉の旨味が溢れ出すチャーシューもつけ汁との相性抜群。
スープの完飲だけはしないという鉄の掟がいとも簡単に崩れ去り・・・
最後の一口まで美味しくいただくのであった。
そして、私同様デブなあなたにも見えるだろう、器の底に書かれた、「明日もお待ちしてます」の透明の文字を。
そんなわけで、初めての訪問となった江乃華JAPAN RAMEN。
イレギュラーな日々ということもあり、つけそば、しかもテイクアウトでの利用となった訳ではあるが、その味は持ち帰りでも十分に楽しめ、冷めても美味い、絶品つけ麺であった。
皮肉にも、流行するウイルスがトリガーとなり、充実し、多様化していくテイクアウトメニュー。
たかまる需要とその利便性は、収束後でも飲食店のスタンダードになるのではないだろうか・・・
そんな壮大なテーマについても考えさせてくれた、テイクアウトつけそば。
となれば、看板メニューの特上醤油の味は、さらにそれを凌駕するのだろう。
長いトンネルを抜け日常を取り戻した暁には、今度は店内で、絶品ラーメンをいただくか。
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江乃華 JAPAN RAMEN
●えのはな じゃぱんらーめん
●住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-9-6 第二えのはビル 2F
●営業時間:
11:00~15時
しばらくの間夜の営業を自粛させていただきます。
●定休日:木曜日
●TEL:050-5456-6125
●インスタ:enohana2020
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