鼻血が出るほど忙しい激動の1月、2月。
鎌倉グルメブロガーの肩書きを背負うのがNGなほどに、外食が出来ずにいた今日この頃。
やっとこさ落ち着いてき始め、近所で知り合ったサーファーのN男さんに誘われ、とあるラーメン屋へと向かう。
美味いラーメン屋ということで、度々話題には上がっていたのだが、七里ヶ浜だと少しばかり距離があり、しかも山登りをしなければならないという苦行つき。
そんな秘境にこそ、美味いものありけり(って、そこまで秘境ではないが・・・)とはよく言ったもんだが、わざわざチャリを漕いでまで・・・
そんなこんなで中々行くタイミングが無かったのだが、せっかくのN男さんの誘いということもあり、チャリで山頂を目指していく。
果たして、どんな美味いラーメンが待っているというのだろうか・・・
鎌倉は七里ヶ浜!海とは反対の山へ登り、絶品ラーメンを目指す!パンパンになった太もも、そして絶望的空腹を癒す究極のラーメンとは?
七里ヶ浜の駅から山方面へと登っていく。
途中チャリンコを押しながら、午前中にハイボールを呑んだことを激しく後悔しつつ、地元で美味いと評判のラーメン屋を目指す。
はぁはぁ、、
ぜぇぜぇ、、
「オレは柏原竜二だ」と、自分に言い聞かせながら、山の神の面持ちで山登りすること約10分。
ようやく見えてきたのが・・・
知る人ぞ知る話題のラーメン、AWANOUTAである。
豚泡ラーメンと聞いてはいたが、その姿は全く想像出来ず、楽しみでありながら行くのが億劫な場所。
食べログで見てみると、徒歩12分。距離にして700mの山登りである。
しかし、近くに駐車場は見られたので、リピートする場合は車に乗ることを決意・・・
空腹と疲労、そして達成感・・・
色々な感情とともに、開店したてのラーメンAWANOUTAへと入っていく。
店内は、カウンター数席。2名がけテーブルが数卓(・・・疲れてて、おぼろげ涙)
さらに小上がりが2卓あるので、小さいお子さんも楽しめる作りとなっている。
そんなこんなで小上がりへと座り、早速メニューを眺めることに。
もちろん売りはラーメン。
ではあるが、そのラインナップは他店とは一味違う模様。
・豚泡SOBA(看板メニュー)
・七里BLACK
・ホルモンBLACK(男性人気NO1)
・中華SOBA(AWANOUTA原点)
・スパイシー坦々麺(山椒香る)
ヤバい・・・どれもめっちゃ気になる・・・
看板をいくか、男ならホルモンか。
原点の味も確かめたいし、疲れた体にスパイシーもしみる・・・
単純にBLACKというだけでも気になるが、迷いに迷った結果・・・
「すみません、豚泡SOBAと中生で」
と、ブレない男の意地を見せることに。
そして、乾いた喉を潤すには麦一択と、ちゃっかりハートランド生も注文。
N男さんと乾杯し、かわいいサイズの中生をゴクゴクと流し込んでいく。
運動した後のビールはやはり格別や・・・
そんな気持ちに浸りつつ、ずっと楽しみにしていた泡豚SOBAを待つことに。
ボーッとしながら店内を見回すと、おつまみメニューを発見。
牛ホルモン、黒豚チャーシュー、パクチー水ギョーザにからあげ。
芳醇味噌ラーメンに、ココナッツラクサヌードル・・
ヌードル・・・
って、ここにもラーメンメニューあるやんけ!笑
と、己のアンテナの弱さを改めて実感・・・
ココナッツ・・・も気になるが、とはいえ目的は泡豚SOBA。
どこらへんが「泡」なのか、曇り泣きまなこで見定めるべく、その時を待つ。
AWANOUTAが誇る絶品「泡豚SOBA」!豚骨×魚介×泡のケミストリーに柔らかチャーシュー!マジで美味すぎたw
開店とほぼ同時に行ったにも関わらず、ビール半分くらいまで呑んだところで、ほぼ満員になる店内。
こんな秘境(オレにとっては・・・)にも関わらず、一体どうやってみんな来てるんだよ・・・と思ったりもしたが、観光客というよりは、地元の人っぽい客が多いような気も。
そんな慌ただしい満員の店内で、猫の手も借りたいほどに忙しい店主が運んできてくれたのがこちら。
なんて言っていいか分からないシャレ乙などんぶり。
それを彩る、鮮やかな野菜。
見るからに美味そうなピンクに光るチャーシュー。
そして、ぶくぶくの泡。
This is AWABUTA SOBA!!
他では見た事のない、劇的にテンションの上がるラーメンが、目の前へと運ばれる。
ぶくぶくっとした泡のスープをすくい、口へと運んでいく・・・
かぁ〜、、、うめぇぇぇ・・・!!!
豚骨であり、魚介の風味もあり、それでいてまろやかな白濁スープ。
そのまろやかさの正体は、他ならぬ「泡」であろう。
ハンパなく好みの味に、テンションは爆あがり。
すかさず麺をすくい、ズルズルと啜っていく。
ツルツルっとしていて、歯応えのある細麺。
これまた最も好きなタイプの麺ということもあり、開始2口で、すでにAWANOUTAの虜となる、オレ。
レタスに玉ねぎ、カボチャが浮かぶ、とてもラーメンとは思えないフレンチ顔負けの上品さ。
女性を口説くデートがラーメン屋に変わる。
そんな時代がもう目の前に来ていると言っても過言ではないと、思わされるほどのビューティフルな景色。
ピンク色に輝くチャーシューの柔らかさたるや。
食感と旨味を楽しむ一方で、すぐに消えて無くなる儚さは、まるで線香花火のよう。
そして、ここからの記憶は、もう、ほぼない。
箸ですくって、勢いよくすする
この動作、かつてこれほどまでに楽しかったことがあるだろうか。
そんな気持ちにさせるほどの絶品「泡豚SOBA」。
ただ、春の夜の夢のごとし・・・
完飲手前で、ごちそうさまである。
ラーメンの中では少し値がはる感は否めない(¥1150)が、これだけの完成されたラーメン、その感動はゆうに値段の価値を超えている。
つまり、この世にまた1人、リピーターが誕生したわけである。
しかし、その美味を求める旅路は短いようで、実に長い。
山の神となるか、文明の力に頼るか。
無論、自分は酒に溺れた柏原竜二なのである・・・涙
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AWANOUTA (アワノウタ)
●あわのうた
●住所:神奈川県鎌倉市七里ヶ浜東4-4-1
●営業時間:
11:30-14:30 (L.O.14:00)
17:30-21:30 (L.O.21:00)
●定休日:
毎週火曜日、月曜は不定休
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