鎌倉の飲食店は放浪しているものの、なかなか記事にアップすることが出来ず忙しい日々。
2020年、最後に紹介するお店をどこにしようか迷ったが、やっぱり年越しということで・・・
やってきたは、江ノ電和田塚駅。
朝・昼・夜と営業する、山形郷土料理のお蕎麦屋さん「ふくや六地蔵店」。
前々から気になっていたお店の一つだが、冷たい蕎麦を食べるなら、極太の田舎蕎麦よりもツルツルせいろ派なので、
であれば、この「冬」の到来とともに、温かい田舎蕎麦をいただこうでは無いかと・・・
というわけで、2020年最後の幕府メシは温かい田舎蕎麦。
その味を確かめに、いざ入店!!
鎌倉で食べる山形郷土料理! 江ノ電和田塚駅のふくや六地蔵店で「あっつい肉そば」と「芋煮」を注文!
江ノ電和田塚駅から徒歩2、3分に位置する、ふくや六地蔵店。
こちらでは山形の郷土料理、ローカルフードをいただくことが出来るのだが、
アプリでメニューをチェックするに、「田舎そば」、いわゆる太く、喉越しよりも「味」を楽しむものが中心(?)となっていたので、
ツルツル感を求める私には、どうしても「春・夏・秋」に食べるって感じにならず、
冬の到来を持って、訪店を楽しみにしていたお店なのである。
カウンター4席にテーブル8席、レトロでモダンな空間でススる温かい蕎麦。
さっそくメニューを見てみると・・・
定番メニューには、「肉そば」「だしそば」「鳥中華」の3種類。
それ以外にも、「油そば」「にしんそば」「芋煮カレーそば」「鴨つくねそば」と言った限定(?)メニューも用意されており、ランチセットでは「ごはん」ものも割安でいただくことが出来る。
そして壁には一品料理の数々・・・
「にしんの甘露煮」「芋煮」「塩茹でむかご」などなど、冬を待たずとも早く来れば良かったと、普通に飲兵衛にはたまらない眩いメニューがズラリ。
まずはハートランドのビールで乾杯しつつ、今回注文することにしたのは以下のメニュー、
・あっつい肉そば ¥950
・だしごはん ¥350
・芋煮 ¥800
やっぱり山形といえば・・・ということで、迷わず芋煮も注文!
ちなみに極太の田舎蕎麦は、どちらかというと「温かくして」食べたい派の私よしつねであるが、
メニューをみると、山形では冬でも「つったい肉そば」を食べる人が多いほどの名物だとか・・・
そう言われると「つったい」にしようかと迷うが、まぁ今回は年越し蕎麦を兼ねてとのことなので、「あっつい」肉蕎麦でファイナルアンサー。
山形のだし、一体どんな味なんだろう・・・
存在感抜群、もぐもぐ食べる極太田舎蕎麦! しっとり柔らかい里芋とほんのり甘いおつゆの芋煮、こりゃたまらん・・・!!
というわけで、注文して10分とたたずサーブされたのがこちらのメニュー。
極太の田舎蕎麦の上には、鶏チャーシューにたっぷりのネギ。
出汁のかおりが漂い・・・ああ、これは絶対うまそう。
温かいおつゆとともに、まずはぶっとい田舎蕎麦をズル・・・
うんうん、美味い!!!
歯応えはあるもののそこまで「固い」ということもなく、ズルズル、もぐもぐと存在感抜群の田舎蕎麦。
鶏とカツオのやさしい出汁と一緒になり・・・なるほど、これは美味い。
冷たくススル際は、どうしても喉越しに比重を置いてしまうのだが、
やはり温かくして頂くことで、「ススル」というよりは、「もぐもぐ」食べるといったニュアンスになり、個人的には田舎蕎麦は温かい方が好き・・・な気がする。
が、次回は本場の食べ方をしてみたい!
と思えるほどに、とっても美味しい田舎蕎麦。
鶏チャーシューも、コリコリとした食感が蕎麦のアクセントとなり、これまた美味。
温かいゆえ、蕎麦の風味に関してはそこまで感じることはなかったが、でも必ずリピートしたい一品だ。
そしてこちらが、ランチセットで付けた「だしごはん」。
この「だし」とは、みじん切りにした、なす、きゅうり、大葉、みょうがを和え、昆布で粘り気を合わせた山形の郷土料理とのこと。
きゅうりのシャキッとした食感と、大葉、みょうがの風味、
そし昆布のネバネバと白米が抜群に合う、極上の一杯。
こんなにもヘルシーでありながら、白飯がススむのも珍しい・・・
そんな気分にさせてくれる「だしごはん」、言わずもがな、美味い。
でもやっぱり、山形といったら・・・
やさしい香りが漂う一品。
そしてもちろん、 美味い!!!
しっとり柔らかい、大粒の里芋。
そして牛肉とネギ、まいたけが入り、出汁はほんのり甘く、まるですき焼きのような味わい。
これが本場、山形の芋煮なのかぁ・・・!!
五臓六腑に染み渡る、優しさに包まれた一品。
これを肴に東北の地酒をキュッ・・・たまらんだろうなぁ。
というわけで、今回も一瞬。
2020年を締めくくる年越しそば、あっという間に完食だ。
個人的に、蕎麦は冷たいせいろ派。
そして、ツルツルの喉越しを楽しみたい私よしつねであるが、やっぱり年末は「温かい」蕎麦で間違いなし!
そんな田舎蕎麦も、冬の山形では「つったい」状態でズルズル食べるというのだから、これまた新たな発見。
2021年は是非とも現地で食べてみたいなぁと思いを馳せつつ、2020年鎌倉グルメ幕府はこれにて食べ納めだ。
いつもみていただき、ありがとうございます!
2021年もまた、よろしくお願いいたします〜!!
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ふくや 六地蔵店
●ふくや ろくじぞうてん
●住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-5-16
●営業時間:
[月・火]
18:00~22:00
[水~日]
7:30~10:00 11:30~22:00
●定休日:無休
●TEL:0467-25-2227
●https://hostelyuigahama.com/special/soba-bar/
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