とある理由から、由比ヶ浜に面する由緒正しき老舗ホテル、
鎌倉パークホテルへ泊まることになった、私よしつね。
家から近すぎるゆえ、鎌倉近隣のホテルに泊まることなど滅多にないが、ほうほう、これはいい機会・・・と、
ホテル内をいろいろと探検(詳細はまた別の記事で!)。
本日のディナーは、同ホテル内で営業するフレンチ料理店、ペルゴーラ (Pergola)へ。
何でも葉山牛をメインディッシュ据えた、絶品フレンチコースとのこと(幸せ)
あまりいただく機会のない、上品なホテル飯。
庶民の私の口に、果たして合うのだろうか・・・
由比ヶ浜の海が見える老舗ホテル・鎌倉パークホテルへ! フレンチレストラン・ペルゴーラにて、葉山牛のコースとワインを!
直線距離だと、江ノ電・極楽寺駅が近い鎌倉パークホテルだが、今回は長谷駅から徒歩で向かう。
同ホテル内には、2つの飲食店が併設されており、一つは和食処の「みなもと」(こちらは朝ごはんで)、そしてもう一つがフレンチのディナーを楽しむことができる「ペルゴーラ」となっている。
チェックインをすまし、しばし休憩。
その後、稲村ヶ崎温泉で江ノ島と富士山を拝みつつ、
小腹を空かしたところで、
予約の時間にペルゴーラへと向かう。
ホテル滞在者でなくとも同店の利用は可能となっており、こちらがグランドメニューのコースとなっている。
今回はホテル予約時にお願いしていたコースをいただくので、お品書きはこんな感じに・・・
そこまで品数は多くないものの、
A5ランクの葉山牛ロースの網焼き、早くこれをお見受けしたい・・・笑
にしても・・・ジャケットを羽織れば良かったと思えるほどに、オシャレな空間と場違いなわたし(ジャージ)。
久々の高級コース料理、しかもフレンチということで、
まずはこちら、「ミッシェル・リンチ・ブラン(ボルドー)」のグラスワインからいただくことに(一番安い)。
すっきりとした飲み口のフレッシュワイン。
うんうん、美味しい。
ということで、ディナータイムのスタート。
まずはアミューズ、先出しの一品がこちら、
サツマイモをバルサミコに浸して揚げたものと、真空調理されたバジルハム。
お皿にちょぼんと配置された感じが・・・うんうん、よく分からんがフレンチらしさ全開だ。
とにかく繊細なその味わいは、明文化するのが至極困難なものの、とてもワインにあって美味しい。
わずか二口という刹那だが、スタートのコングがカンカンと脳内で鳴り響き、これから始まるフレンチコースへの期待値も激上がりだ!
というわけで始まった、ペルゴーラのフレンチディナー。
お次の料理は何・・・??
湘南の新鮮地魚に、鎌倉・三浦野菜! 絶品冷製スープに、パンもおかわりし放題! でもやっぱり、柔らか葉山牛は格別だった…
おかわり自由のパンは、全部で4種類。
こちらにはバルサミコオリーブオイルと、バターをつけて。
フワッと優しい口当たりのバゲットに、しっかりとした食感のタイプのものから、
ワインを練り込んだ、ほんのり甘くてワインレッドのオシャレなパンなどなど・・・
どれも主張しすぎず、それでいてしっかりとした個性が光っており、
単体で食べるもよし、料理に合わせてもまとまりが良さそうな、上品なものに焼き上がっていて、無論おいしい。
お次はこちら、「湘南風獲れたて鮮魚のサラダ仕立て」。
太刀魚やシイラなどの地元相模湾の鮮魚をはじめ、10種類ほどのお刺身が盛り付けられた華麗な一品。
プリプリ新鮮な鮮魚の中心には、シャキシャキの地元野菜が鮮やかに盛られ、
湘南の代名詞とも言える釜揚げしらすも添えられている。
うんうん、美味い!
爽やかなバジルソースに加え、香草のかおりがまた一段と高尚な一皿へ演出。
身の締まった地魚と、存在感抜群の地元野菜の食感がマッチし、これは美味い。
そしてこのソースも、パンとの相性抜群。
メインディッシュに到達する前に、何だかパンで腹が満たされてしまいそう・・・
そしてまた、この冷製スープが超感動的な一品。
エンドウ豆のポタージュにはコンソメのジュレが投入されており、
口の中で旨味がはじけるという、いかにも「おフランス」的オシャレスープに仕上がっている。
自ずと音をたてて飲むのが恥ずかしいと思えるような、教育的にもすばらしい貴族のスープにはスライスアーモンドも添えられ、
食べ馴染みはないが、とてつもなく美味しく、感動的だ。
そしていよいよ、メインディッシュに備えて「ミッシェル・リンチ・ルージュ(ボルドー)」(一番安いやつ)を注文。
タンニン感というかスパイス感というか、華やかなワインでこちらも美味しい。
そして待ちに待った一品。
大きな皿に上品に盛り付けられた和牛が、
こちら、「葉山牛A-5ロースの網焼き」。
断面から滴る肉汁、これはうまそう!!
タレにつけてさっそく一口・・・
おお・・・うまい!!!!!
人生で初めて食べる葉山牛。
今回いただいたのはロースだからか、サシがたっぷり入った「ザ・霜降り肉」とは異なり、
上品でジューシーな肉汁がたっぷりと口の中で溢れ出す。
「とろける」というよりは、赤身の味・食感も存分に味わうことができ、ジューシーながらもさっぱり。
柔らかいお肉がとにかく・・・美味い!!!
霜降りお肉は量をたくさん食べれないが、この葉山牛ロースならなんぼでもイケる。
と思えるほどに、重たくはないが存在感のあるお肉。もちろん、ワインとの相性この上なしだ。
ちなみに、ソースは全部で3種類用意され、
ハッカクがベースとなった中華風(?)のものと、グリーンマスタード、そしてきのこをペースト状にしたもの。
どれも異なる美味しさはあるが、個人的にはお肉はそのまま食べた方が、肉の旨味がたっぷりと堪能できて好きだ。
なので、これらの野菜はソースとともに。
もちろん、ただのグリル野菜ではなく、
しっかりとそれぞれにあった調理が施されており、言わずもがな美味い。
最後の一口までしっかりと味を噛みしめ、
腹八分目、ちょうどいい塩梅でコースのメインは終了だ。
〆のデザートには、バニラアイスと洋梨。
サクサクのパイ生地といただくこちらも、フレンチならではの特別なものとなっており、
別腹という言葉が本当にしっくりくるような、くどくない上品な甘さが染みる一品。
最後にカプチーノとプティフールをいただき、
「さすが!」としか言いようのない、リッチでオシャレで超絶美味いフレンチコースは幕を閉じる。
由緒正しき鎌倉パークホテル利用客の胃袋を支えるお店だけあって、
それなりの料金はするものの、その味はやはり一級品。
とはいえ、鎌倉にはもっと高級なお店もゴロゴロしているので、それを考えるとリーズナブルと言えるのかも・・・どうなんだろう。
とはいえ、そんなたっぷりフルコールを堪能、そして大満足。
そのままスヤスヤ、夢の中へ・・・
中身はもちろん、明日の朝ごはんだ(笑)
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ペルゴーラ(Pergola)
●ぺるごーら
●住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下33-6 鎌倉パークホテル 1F
●営業時間:
11:30~14:30L.O
17:30~21:30L.O
●定休日:無休
●TEL:0467-25-5125
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