定期的に開催される、孤独のグルメ聖地巡礼会。
今回はとある中華料理屋の暖簾をくぐるべく、横浜は日ノ出町へ、鎌倉から足を伸ばす。
個人的に食欲の掻き立てられる、孤独のグルメ太麺ズルズル回が2つあり、
一つは渋谷道玄坂にある長崎飯店の皿うどん軟麺(シーズン6)、
そしてもう一つが、横浜日ノ出町のチートとパタン(シーズン3)。
放送から時間が経ってはいるものの、いまだ足を踏み入れたことのない未知の領域。
休日に友人と時間を合わせ、今回向かうは横浜、もちろん目的はチートとパタン。
五郎さんが味わった衝撃、日ノ出町の第一亭。
いったいどんなグルメを堪能できるのだろうか・・・
孤独のグルメに登場した、横浜市日ノ出町の第一亭へ聖地巡礼! 賑わう店内、目的はやっぱりチートとパタン
横浜で待ち合わせした我々は、さっそく最初の目的である家系ラーメンをすすり、
その後は中華街・野毛と食べ飲み歩き、メインディッシュとなる日ノ出町の「第一亭」へ。
孤独のグルメ放送時にもあった、
「豚豚豚豚豚」の看板を電柱越しに確認し、
夜の部オープンとなる16時半ぴったりに、常連が通う台湾料理の老舗、第一亭へ。
「店主高齢の為、不定期で休みの場合あり」と食べログに記載がありビクビクしていたが、
暖簾もかかっており、よかった、今日は空いているみたいだ。
まずは聖地巡礼を祝し、麦スカッシュで友人と乾杯。
まだまだ早い時間帯だが、続々と人の波が押し寄せ、あっという間にお店はほぼ満席。
休みの日だというのに・・・さすがは孤独のグルメ登場店だ。
こちらが同店のメニュー。
なんとも味のあるラインナップではあるが、
まず最初にいただいたのは、こちらのピータン(¥650)とチートのしょうが炒め(¥650)。
プリプリの食感にネギのかおり。
ビールのおつまみにぴったりのピータンを摘みつつ、さっそく孤独のグルメにも登場した、チートのしょうが炒めを一口。
うんうん、あ〜柔らかい
チートとは豚の胃袋。
ホルモン特有の歯応えというものはなく、とてもプリプリに仕上がっており、優しい味わい。
さらに生姜が効いているので臭みも一切なく、これは・・・ビールに合う、美味い!
優しい味わいである反面、しっかりと味付けは成されているので、
白飯をかっこみたくなる五郎さんの気持ちが物凄く伝わってくる。
チートのしょうが炒め・・・
やっと出会えたという事実だけで、すでに胸はいっぱいであるが、まだまだ腹は一分目。
さっそくお目当ての裏メニュー、パタンをいただいてみよう。
ラーメン二郎のごとく、圧倒的ニンニクがクセになるパタン! スープでつけ麺、二度美味しい!!
パタン(焼きそばに近い)とは、ニンニクを包丁で叩き潰す際の「パタン」という音から命名された物で、元々はまかないだったとか。
しかしいつしか常連の間で人気となり、裏メニューにもかかわらずお店の看板商品へ・・・
確かにメニューには一切の記載がなく、
しかし他のテーブルを見回すと、どこもかしこも、
パタン、パタン、パタン!!!
というわけで、我々もお目当てのパタンを注文。
・・・が、その前に、
こちらのホルモンスープで、パタンを迎える準備を整えていく。
なんでも、そのまま食べても抜群に美味しいパタンだが、
誰かがスープに浸し、つけ麺風にして食べ始めたことから、今ではその食べ方が主流になっていったとか。
そんなわけで、つけ汁用にとこちらもホルモンスープを完備。
たっぷりと旨味が飛び出すホルモンに、ガッツリ効いた胡椒と生姜。
身体の内側からジンジンと温められ、これはどんどん食欲が増していく。
そして、いざご対面の時。
それがこちら・・・
こんもり盛られた太麺に、ネギとチャーシュー。
五郎さんも食べた、第一亭の隠れていない裏メニュー、パタンの登場だ。
ちなみに、すでに食べ方が定着しているからか、デフォルトでスープもつくという・・・笑
そんなスープかぶりもありつつ、
しっかりとグチャ混ぜにし、さっそく一口すすってみる・・・
ウマーーーーーーイ!!!!!
押し寄せるニンニク臭。
まるでラーメン二郎のごとく、口の中はニンニクで飽和し、、、最高!(笑)
ちゃんぽんのように太く柔らかい麺は、意外にも「ぬるい」温度で提供され、
それゆえダイレクトに、ニンニクの味・香りが押し寄せる始末。
ツルツルっと喉越しもよく、
これはビール、いや、米にも抜群に合う一品、間違いない。
このままでも存分に楽しめるパタンであるが、
はぁ、誰だ。
こんな変態なことを思いついた奴は。
・・・ということで、
ああ、、、美味い!!
スープに浸すことで、さらにツルツルと喉越しアップ。
ニンニク感は若干薄れるが、なるほどこれもめちゃくちゃ美味い。
元々の中華スープの味に加え、パタンの濃い味付けも一つになり、
いろいろと複雑な味覚が交差する中、ただ1人圧倒的個性でブレないカリスマ、ニンニク。
最後はそのニンニクが凝縮された残りのスープを胃袋へ流し込み、
胸だけでなく、腹もいっぱいになったところでお勘定。
瓶ビール二本とこれだけの量をいただきながら、1人2000円行かないというコスパも含め、
さすが第一亭、大満足でお店を出ることに。
ちなみに、孤独のグルメ本編後の「ふらっと久住」のコーナーで紹介され、
個人的に超お目当てだった品の一つ、しじみの醤油漬けは、
残念ながら諸事情でメニューから外れたとのこと。
ニンニクたっぷりの珍品ゆえ味わってみたかったのだが・・・無念。
とはいえ、ほろ酔い気分で腹もいっぱい。
よくもまぁこんないい店を探し出してくるなぁ・・・と、孤独のグルメ制作スタッフに嫉妬しつつ、そのまま次の酒場へ・・・笑
唯一無二の裏メニューパタン、
これは死ぬまでに食べておくべき料理の一つと言っても、過言ではない。
最後に、もし今回の記事が役に立ちましたら、
こちら、最新のグルメ情報が一覧となっている、ブログランキングをクリックして頂けると嬉しいです。
よりディープな鎌倉・江ノ電沿線情報をお届けしますので、期待していてください。
■ Twitterはこちら
■ インスタはこちら
鎌倉・江ノ電沿線・藤沢の最新情報等を発信していますので、フォローしてチェックしてくださいね!
第一亭(ダイイチテイ)
●だいいちてい
●住所:神奈川県横浜市中区日ノ出町1-20
●営業時間:
11:00~14:00(昼営業休止の日あり)
16:30~21:00(入店は20時が目安)
●定休日:火曜日
店主高齢の為連休(月火等)不定期で休みの場合あり
●TEL:045-231-6137
コメント