たまたま近所の飲み屋で意気投合したお兄さんの話を聞いていると、
なんでもイカ釣りにハマっているらしく、その楽しさ、魅力を熱弁される方向に。
鎌倉に越してきてからというもの、興味はあるが海釣り経験はゼロ。
その昔バス釣りを少しかじった程度で、からっきし釣りに対する知識はなく、ましてや船に乗って沖へ行って釣りをするなんて、この期を逃すといつになるか分からない・・・
というわけで、私はイカ釣りの体験をさせてもらうべく、お兄さんに懇願。
すると快くOKをいただいたので(ありがとうございます)、約束の日時に腰越漁港へと向かう。
初体験となるイカ釣り、何も分からない状態ではあるが、一体どうなることやら・・・
鎌倉・腰越漁港から船で1時間、三浦半島の先、城ヶ島沖のイカ釣りスポットへ船で向かう! 青い海、風が気持ちいい!
とうわけでやってきたのが、新鮮朝どれフライが楽しめる直売所の横から入った先、腰越漁港。
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時刻は朝の5時半、
さすが漁師の朝は早い。
天候に恵まれ、見渡す限りの快晴。
漁港につくと、今回イカ釣りを指南していただくお兄さんの姿があったので、
受付で乗船料(¥10,000)を支払い、釣りの仕掛けを購入(¥1,200)。
それがこちらの、5本連結されたもの。
どうやらこの仕掛けを使い、イカをバンバン吊り上げていくようである。
ちなみに、今回はお兄さんに釣竿を貸していただいたが、漁港でも借りることはできるみたいだ。
というわけで、さっそく上船。
もし船酔いをする人は、受付にて酔い止めを販売しているので、それを購入しておこう。
今回お邪魔するのは、「飯岡丸」。
うんうん、いかにも漁船らしい、渋いネーミングだ。
さっそくお借りしたロッドに、イカ釣りの仕掛けを設置していく。
経験のあるバス釣りなどとは全く異なり、水深100mほどの深さで群をなすイカは、
科学の力、電動のリールで巻き上げるのが基本プレーなんだとか。
ということで、ロッドをバッテリーへ接続。
糸の先っちょから先ほどの仕掛けを絡まないようにつけていく。
「へぇ〜、イカ釣りにエサはいらないんですか・・・」
なんて素人丸出しのトークを交えつつ、仕掛けのセットが完了したところで、いざ出港!!!
念願のイカ釣りへ!!
しかし、暑い pic.twitter.com/GeYszTyKUb— よしつね@鎌倉グルメ幕府 (@gourmen99) August 20, 2020
飯岡丸以外にも数隻の船が出港、ともに大海原へ。
江ノ島を横目に、城ヶ島沖のイカ釣りスポット、人呼んでオールブルーを目指す。
羅針盤なんて渋滞のもと。
ありったけのイカをかき集め、今夜は絶対イカパーティー!!
いざイカ釣り! スルメイカにヤリイカと漁師が吊り上げていく中、私よしつねが釣ったものは・・・
腰越漁港を出港し、イカ釣りのポイントとなる城ヶ島沖へと向かう。
三浦半島の先っちょ、およそ1時間ほどで到着するようだ。
見渡す限り一面の海、
風をきってはしる飯岡丸。
目前には水面をまうトビウオの群れが現れ、遠目にはサメの姿も。
まさに地上では味わえない体験の数々。
しかし、特に声を大にして言いたいのは、とにかく「めちゃくちゃ暑い」こと・・・笑
絶海のど真ん中では、太陽から逃れる術などなし。
かといって半袖半ズボンだと日焼けをバンバンしてしまうので、絶対に長袖ももっていくべきとのアドバイスを、先輩から一つ。
※もちろん水分もこまめにとりましょう
お兄さんとトークをしつつ、そうこうしている間にさっそくイカ釣りのポイントへ到着。
船長が魚群探知機とにらめっこし、水深○○mにイカの群れがいると教えてくれるので、さっそく仕掛けをおろしていく。
8月末はスルメイカからヤリイカにちょうど移行していく時期らしく、
スルメであれば引きが強く、まだ小さいヤリイカだと、プロでもその感覚が難しいだとか。
これは重りの引きなのか、はたまたイカが当たっているのか。
普通の釣りと異なり難しいのは、その都度かかっているのかを確認できないところ。
一度水深100mに投げ入れた仕掛けは、電動リールで巻き上げても1分以上かかるので、
この引きは当たりなのか、その確認が出来ないところが何とも歯痒い。
なので、当然漁師はその感覚で当たりかどうかの判別がつくらしく、
連れてきてくれたお兄さんも、さっそく1匹目のスルメイカをGET!
うむうむ、さすが経験値が違う・・・
釣ったイカは自由なので、クーラーボックスを持参していれば、そのまま生で持ち帰ることも可能。
もしくはその場でイカを掻っ捌き、
このように干した状態で持ち帰るのもアリである。
といった要領で、大漁とはいかないまでも、ポツポツとイカを吊り上げる漁師たち。
幾度となく魚群を追っては移動を繰り返し、船長に教えをいただき竿をたらすも、
・・・全く釣れる気配すらない、私よしつね(笑)
しかし、諦めたらそこで試合終了。
思考は現実化するんだ、その言葉を胸に竿を降り続けること10,000回・・・
とうとうその瞬間が!!!
・・・
・・・
サバ、GETだぜぇぇぇぇぇ!!!
午前7時に漁港を出発し、帰港したのがお昼の14時半。
長時間にも及ぶイカとの格闘は、まさかのサバ1匹という結果で幕を閉じることに・・・(涙)
・・・無念。
とはいえ、この日はまぁ不漁ではあったらしく(慰めなのは知ってますよ)、
他の漁師さんもそこまでの収穫はなかった・・・らしい。
釣れる時はバンバン釣れるみたいなので、これは絶対リベンジしなきゃなぁ・・・
ちなみにサバがかかるのはアルアルのようで、
仕掛けにかかったイカを狙いに、サバが食いつくことがあるらしい。
という意味では、まぁイカはかかっていたということにしておこう・・・笑
そんな貴重な体験をさせてくれた飯岡丸に別れを告げ、すぐに自動販売機でポカリを購入しガブ飲み。
また、ボウズだった私へ気を使っていただいたのか、船長からヤリイカをプレゼントしていただき、無事初めてのイカ釣り体験は終了するのであった(船長、ありがとうございます)。
というわけで、結果的にはイカ釣りパーティーの夢は潰えたものの、
何ものにも変えがたい貴重な体験ができ、大満足・・・と、自分を納得させ、
この日の夜はイカを求めて酒場、人呼んでオールブルーへと暖簾をくぐることに。
熱に浮かされ、イカのやけ食いを。
次こそ絶対、イカパーティー!
ウィーアー!!!
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