たまに無性に訪れる、カツ丼欲。
その欲を沈めるための選択肢は大きく分けて二つあり、なんでも系の食堂へ行くか、お蕎麦屋さんへいくかだ。
そしてやはり、今までの経験上、
お蕎麦屋さんで食べるカツ丼の方が「アタリ」率が高い。
蕎麦つゆへのこだわりなのか、それとも技術的なものなのか、
とにかくカツ丼を食べたければGOTO蕎麦屋というのが、私よしつねの持論ということで、
本日訪れたのは、鎌倉は腰越。
ローカルなお蕎麦屋さん、川邊(かわべ)。
ここのカツ丼が「美味い」とよくオススメされていたものの、中々訪店する機会に恵まれなかった同店。
その欲を抑えるべく、さっそく暖簾を潜ってみると・・・
腰越駅すぐのローカル蕎麦屋、川邊へ初訪問! お目当てのカツ丼に、ランチサービスのしらすおろし蕎麦を注文!
腰越駅を下車し、
電車通りと反対方向に歩いて2、3分。
飲食店が並ぶエリアを通過し、左手に見えてくるのが、
腰越のローカルなお蕎麦屋さん、川邊。
ちなみに腰越駅付近には、
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「お蕎麦結」、そして「松原庵青」と、
美味しいお蕎麦屋さんが並ぶプチ激戦区ではあるが、両店舗ともカツ丼メニューは何故か無し。
あとはいわゆる食堂系となってしまい、
グルメな町・腰越ではあるものの、意外にもカツ丼をガッつけるお店が少ないという、残念な事実が存在する。
そんな理由から、発作的にくるカツ丼欲を沈める店舗としてよく利用していたのが、藤沢駅前の富士そば。
しかしまぁ、欲は満たされるものの食後の満足感は・・・むしろセットの汁の方が好みだったり・・・
そんなデブのメシアとなり得るのか、
さっそく川邊の暖簾をくぐる。
平日の14時と、少し遅めのランチということもあり、店内には常連のお父さん1人のみ。
テーブル(17席)と座卓(8席)のどちらでもOKということで、窓際のテーブル席に腰かける。
落ち着いた雰囲気の中、昼から一杯やりつつ女将さんと話す常連さん。
なんとも言えないローカルな雰囲気が、またいい味を出している。
そんな川邊では、一体何が食べられるのか。
さっそくメニューを見てみることに。
まずこちらが、平日11:30~15:00までの限定となる、プラス300円のランチサービスセット。
ご飯系を頼めば、「ミニしらすおろし蕎麦」がつき、
蕎麦を注文すれば、「ミニ釜あげしらす丼」がついてくるというもの。
初めてのお蕎麦屋さん、カツ丼だけというのも味気ないので、これは僥倖!
ちなみに他メニューでは、
名物であるしらすのかき揚げ天ざる他、定番の蕎麦メニューが冷・温ともにズラリ。
ご飯ものの種類も多く、さらには一品料理も豊富なので、飲み屋さんのように利用することも可能となっている。
大好きなせいろは次の機会にするとして、
・カツ丼 ¥1200
・ミニおろし蕎麦 ¥300
と、予定通りの内容でオーダー完了。
さて、いったいどんなカツ丼が味わえるのか・・・
肉厚・超柔のカツが5枚も入る、ボリューミーな激ウマカツ丼! 上品な甘さのタレが染み込む玉子、ガッツリ米が進む一杯!
富士そばのカツ丼は約500円。
普通のお蕎麦屋さんなら、大体1000円前後。
って考えると、値段はそれなりにとるなぁ〜なんて思ったりもするが、
それは同店のカツ丼への自負でもあるのか、そんな期待値も込めつつ待つこと10分。
これは・・・
肉厚のカツが5切も入った立派なカツ丼、、、めちゃめちゃ美味そうだ(笑)
さっそくカツ欲を沈めるべく、
一口食べてみると・・・
おおお、これは美味い!!
分厚いのに、とっても柔らかい豚肉。
そこからたっぷりと旨味が溢れ出し、口の中いっぱいに肉の存在感を楽しむことができる。
そしてジューシーなお肉が、
上品な甘さの蕎麦つゆを吸った、薄めの衣から滲み出るタレと一緒になって、、、
ああ・・・、これは確かに美味い。
柔らかいお肉にかぶりつき、すかさず白飯をかっ込む幸せ。
ゆっくり噛み、じっくり味わうのもいいが、
咀嚼を蔑ろに、飲み込むように吸収することで初めて、カツ丼への煩悩は払われるのだ。
・・・と言わんばかりに、ガツガツと白飯を平らげる。
その一口一口が幸せな時間であったが、たっぷりのお肉とボリューム満天の白飯で、食べ終わる頃にはお腹いっぱいに。
味、量ともに大満足の一品。
カツ丼が食べたくなった時の救世主、まさにここ川邊が、そのメシアだったと判明したのはいいが、
こちら、セットのミニおろし蕎麦も、負けず劣らずの立派な一品。
すでに腹パンの私には、まさに嬉しい悲鳴(笑)
とは言え、こちらの看板メニューはなんといっても「蕎麦」。
おろしとワサビを汁に溶かし、玉子としらすとともに、すすっていく。
しかし・・・
食後のおろし蕎麦ということで、私の食べる順番が良くなかったのだが、
蕎麦が汁を吸ってしまっており、う〜ん、こちらはリベンジが必要かなぁ。
ただし、たっぷり入ったシラスは、食感・風味ともに存在感抜群。
セットで300円であれば、かなりお得なセットであること間違い無しだ。
最後は蕎麦湯を入れてズズズっと味わい、フィニッシュ。
ボリューミーで飽きのこないカツ丼、ふぅ、、、美味かった。
常連と女将さんのトークをBGMに頂く食事であったが、
その後、続々と観光客と思しきカップル、若者のグループが入店し、
ローカルでありながら、観光客も利用しやすいお店なんだなぁと、
そのポテンシャルを実感。
・・・といった感じで初訪問となった、川邊。
その代名詞でもある「蕎麦」こそ楽しめなかったものの、
店主のこだわりは随所に感じられ、他メニューも期待できること間違い無し。
そして何より、身近なカツ欲を抑えるメシアとして、
今後もリピ間違い無しである!
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川邊
●かわべ
●住所:神奈川県鎌倉市腰越2-5-9
●営業時間:11:30~19:30
●定休日:水曜日
●TEL:0467-31-0358
●http://www.soba-kawabe.com/
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