ラーメン健康WEEK、第3発目。
本日は少しだけ足を伸ばし、前々から気になっていた平塚の老舗ラーメン店へ。
老郷 (ラオシャン) 本店。
よく聞く名前ではあったが、鎌倉・藤沢で気になる店が多すぎて、中々伺うことができなかった同店。
しかし先日、
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こちらの腰越にできた新店バー、ヒマラクのマスターとその話で盛り上がり、
なんなら一緒に行っちゃおうというノリで、遥々平塚へ・・・車を出してもらう、私よしつね(笑)
やれ豚骨系がいいだの、家系が好きだの、
今では細分化され、あまたのジャンル・味があるラーメン業界ではあるが、
ここ、ラオシャンの味は、唯一無二。
その味を確かめるべく、本日は出張特別編、いざ平塚へ。
平塚の超名店ラーメン、老郷本店(ラオシャン)へ初訪問! 長年愛され続ける、老舗の唯一無二の湯麺(タンメン)とは?
平塚駅西口から徒歩2,3分の場所に店を構えるのが、
地元のソウルフードであり、多くのラーメンファンから支持を得る名店、老郷本店(ラオシャン)。
ちなみに、少し離れたところにも花水ラオシャン本店という店舗もあるが、
よりシンプル、より王道を味わうべく、今回は老郷本店(ラオシャン)へ。
ピーク時は外まで並ぶほどの人気店だが、この日は運よく、待つことなく店内へ。
さっそく食券を購入すると・・・
さすがはラオシャン、そのラインナップは超絶シンプルで、
・タンメン
・餃子
の2種類のみ。
みそ麺の食券もあるが、全て売り切れとなっており、
酢タンメンのお土産も購入可能となっている。
王道のタンメンと餃子を購入し、そのまま座席へ。
壁には数々の雑誌、テレビへの出演歴が掲示されており、その話題っぷりを伺うことができる。
カウンターの目の前は、その一部始終を見ることができるオープンな厨房となっており、
店主と奥さん、そしてその息子さんなのかは分からないが、
その伝統を継承すべく、渾身の一杯を共同で作り上げている姿が。
まず麺を茹でながら、どんぶりをお湯で温め、
温まったら素となる調味液と調味油をそそぐ。
刻み玉ねぎとスープを投入して、
湯切りした麺を。
仕上げに大量のワカメとメンマを添えて、
唯一無二、ラオシャンのタンメンの完成だ!
優しい味わいのタンメンから一転、特製ラー油で痺れるラオシャンラーメンの完成! 餃子はアツアツ、冷ましてスープと一緒に食うべし!
注文してからわずか7,8分。
その調理工程を興味津々にみていたら、あっという間にサーブされるタンメン。
透き通るスープに、大量のワカメ、メンマ。
想像する野菜たっぷりのタンメンではなく、湯麺(タンメン)という漢字をそのまま形にしたような一杯だ。
さっそく麺とワカメを一緒に、ファースト・ズルズル。
少し太めの冷麦のような、白くてツルツル、
それでいてモチっとした食感のストレート麺。
そこに合わさるスープは、鶏ガラと野菜系の旨味からなる繊細な味わい。
無化調で優しい口当たりだが、後から「お酢」の酸味がパッと顔を出し、
この辺りが他とは異なる唯一無二の味と言われる所以だろうか。
無論・・・、めちゃくちゃ美味い。
非常にシンプルな一杯だが、それゆえに大量のワカメから出る海の香りもしっかりと感じられ、
程よい酸味との相性は抜群、「シンプル・イズ・ベスト」を体現したような味わいとなっている。
が・・・!!
もちろん、これはラオシャンラーメンの仮の姿。
変身前の第一形態にすぎない・・・
1人1台、卓上に置かれた超絶ヴュースポット。
この特製のラー油をぶっかけてこそ、唯一無二の麺界の異端児、ラオシャンラーメンの真の姿を拝むことができるのである。
沈殿したラー油の薬味をガッサリと混ぜ、
ガッツリ大量にラーメンに投下していく。
優しい透明スープに降り注ぐ、暴力的ラー油の赤。
真のラオシャンラーメンの完成である!
そしてこのラー油、
結構・・・辛い!!
それまでの優しい味わいから一転、舌をピリピリと刺激するラー油にアツアツのスープが相乗して、辛さに拍車をかける。
しかし、その香ばしいかおりと油分が食欲に一気に火をつけ・・・
うお〜、、うますぎる!!
ツルツルでモチっとした少し柔らかめの麺が、辛さをいくばくか緩和してくれるものの、
口の中に広がるラー油の刺激、そしてそれを密封するが如く、舌に貼りつくワカメの存在が、、、たまらなくいい(笑)
さらに麺の喉越しも抜群なので、どんどんすすりたくなる味。
こりゃぁ・・・美味いわ。
そして登場、ラオシャン特製餃子。
こちらは、連れてきていただいたヒマラクのマスターに、激アツ注意と教えていただいたものの、
その熱さをも体感したく、ガッツリ一口でいただく・・・が、
ア、、、アッチュアアアア
と、言われた通り、超激アツ。
密度少なめの野菜餡に含まれた水分、
それを、しっかり厚めの皮が、熱をまったく外へと逃さず、
熱い、、、けど、美味い、、、!
しかし、その肉と野菜の旨味成分を堪能するためには、やはり一口で食べるべし。
そのためには、予め箸で餃子に穴を開けておき、
熱だけを逃しつつ、スープと一緒にガッつくのが、ラオシャン玄人の行き着く技なのだと。
なるほど・・・な。
旨味たっぷりの餃子に、スープの塩分、辛み、そしてほのかな酸味も加わって、
やっぱり唯一無二の味、これも抜群に美味い。
柔らかく優しめの麺に対し、厚めでボリューム感のある餃子という、そのコントラストもまた秀逸。
この2品のみで勝負する理由が、なんだか少し分かったような。
最後まですすった後も、
シャキッとした玉ねぎをすくいながら、残りのスープをズルズルと。
一見シンプルでありながら、段階を経て進化していく黄金のスープ。
地元湘南のみならず、関東、いや、全国のラオタに味わっていただきた一品。
さすがに見事、めちゃ美味かった。
というわけで、遥々平塚までやってきたわけだが(車に乗っただけ)、
このラーメンは決して他では味わうことのできない、唯一無二の一杯に、他ならない。
餃子の熱さに注意しつつ!!
至高の一杯を確かめてみて欲しい。
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老郷 本店 (ラオシャン)
●らおしゃん ほんてん
●住所:神奈川県平塚市紅谷町17-23
●営業時間:
[火~土]
11:30~23:00
[日・祝]
11:30~22:00
●定休日:月曜日
●TEL:0463-21-3658
●https://raosyan.com/
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