お酒に甘味料が入っているなんて、言語道断。
との理由から、マッコリやチャミスル的なお酒がどうしても口に合わない、私よしつねなのだが、
その中でも唯一飲めるマッコリ、いや、探してでも飲みに行きたいマッコリがある。
それが、、、虎マッコリ。
生きた酵母をもろに味わうことができる、完全無添加の国産生マッコリである。
元々取り扱いが難しく、希少性の高い幻のマッコリゆえに、なかなかお目にかかれない代物。
特に鎌倉、湘南方面での取扱店はほとんど無いに等しいのだが、、、
ドラム缶酒場長寿村
大船にあるこちらの焼肉店で、どうやら虎マッコリをいただけるとのこと。
というわけで焼肉をジュージュー、それをつまみに、
いざ、虎を狩りにいく!
大船にあるドラム缶酒場長寿村にて、焼肉パーティー! まずは新鮮なハツ刺し、そしてキンキンの生ビールをゴクゴク、、うめぇ!
大船駅から少し歩いて、徒歩7分。
バス、もしくは湘南モノレールの富士見町駅すぐにあるのが、こちら、
ドラム缶酒場長寿村。
駅周辺の喧騒から離れた大きな平屋、なんとも味のある外観である。
そしてなんと、お店の外には うまそうな かわいい豚さんがペットとして飼われており、ブヒブヒととても癒される。
広々とした店内には、ドラム缶が脚となった、長テーブルに丸テーブル。
奥には座敷も完備されており、子連れのファミリーにも使い勝手が良さそう。
煙突でケムリを吸い上げるという、今どきのアーバンスタイルなんて持ってのほか、
窓全開、扇風機ガンガンでケムリを分散させるという平屋にぴったしの昭和風情にて、焼肉と向き合っていくスタイルとなっている。
友人2人と奥の座敷に腰かけ、さっそくメニューを確認。
よしよし、虎マッコリもありそうだ。
カルビやハラミ、タンなどの王道、且つ必須お肉に加え、ホルモン、豚もラインナップされており、
新鮮お肉刺しや、〆の料理も豊富。
これは色々と楽しむことができそうだ。
ということで、まずは生ビールとハツ刺しを注文。
キンキンに冷えたジョッキで乾杯。
昭和の平屋スタイル、しかもけっこう暑いゆえに、
これがまぁ、、染みる。
そして、ハツ刺しを特製タレにくぐらせ、プリプリの食感を堪能。
ああ、なんて美味いんだろう。
口全体に轟く、柔らかい食感。
酸味の効いたタレとの相性はもちろん、ごま油でもピカイチだ。
というわけで焼肉パーティーの始まり。
「すみません、虎マッコリを!」
辛口淡麗、やっぱり美味い虎マッコリ! そのつまみにはカルビにハラミ、焼肉ジュージュー! もちろん〆には冷麺を!
というわけで、念願の虎マッコリをさっそくいただく。
ああ、ほんと、美味いよなぁ、、
目の前で発酵し生み出されていく、生きた酵母の炭酸ガス。
米と水以外一切無添加のその味わいは、すっきり辛口で焼肉との相性抜群。
最高に美味い。
ちなみに一般のマッコリはリキュールに属されるのだが、
こちらの虎マッコリは酒税法上、清酒に分類。
国産米100%の無添加生マッコリ、その味は福島県の日本酒造、有賀醸造で作られるので、
日本酒の色合いがかなり強い、活性純国産生マッコリだ。
そして幻と言われる所以だが、店頭販売が一切無く、飲食店専用。
その飲食店も、品質管理などを含む蔵元との打ち合わせを経て、
いかに鮮度を落とさず提供できるかの工程をお互い納得した上での取引成立となるため、そこがプレミアに拍車をかけているのだろう。
ゴボゴボと発酵する乳酸菌。
酸味のきいたスッキリ爽やかな味わいは、酒造のこだわり、自負がビシビシと伝わってくる。
ああ、美味い。
そんな虎マッコリに対する浅い知識を披露したところで、
注文した品が続々到着。
カルビに、タンの盛り合わせ。
しっかりとサシも入っており、おお、これは美味そうだ。
プリプリのタンは、レモン汁につけてさっぱり。
そこそこの厚さもあるので、プリッとした食感が味わえ、もちろん美味い。
カルビにはさっと火を通し、
ピンク色に旨味が出てきたらタレにくぐらせ、そして口の中へ放り込む。
柔らかジューシー、溢れ出す肉汁。
無論、マシッソヨこの上なし。
グツグツとニンニクをごま油で焼き上げ、
ホクホクのそれをハフハフしながら咀嚼。
明日の予定は全てキャンセル。
そんな勢いでニンニクを摂取しつつ、
ハラミ、そしてミノ盛り合わせも追加注文。
ハラミには、ドラム缶酒場長寿村オリジナルのヤンニョムをトッピングし、
タレとともに胃袋へ。
ネギの食感と、ピリッと辛味の効いたトウガラシ。
柔らかく旨味たっぷりのハラミとの相性は抜群、白飯が欲しくなる最高の味だ。
コリコリのミノをつまみつつ、虎マッコリもそろそろ終了。
お肉にもだいぶ満足してきたところで、いよいよ〆の注文をすることに。
ただでさえ暑い店内、それに追い討ちをかける目の前のコンロ。
そこは当然、
キンキンに冷えた冷麺でもって、今宵のパーティーに終止符を打つことに。
スッキリしたスープに大量のお酢を投下させ、
ツルツルの麺とともに酸味を吸い上げていく。
焼肉を頬張ったあとのどんよりした口内には、やはりスッキリとした冷麺が一番。
残念ながら、そこまでキンキンではなかったが、、、笑
腹いっぱいの焼肉。
その胃袋の隙間を埋めるがごとく、ガッついた冷麺。
そして何より、久しぶりの再会となった虎マッコリが、
今日という日を特別なものにしてくれた。
その「ありがとう」の気持ちを伝えるべく、お会計を払いお店の外へ。
ブヒブヒ、ブヒブヒ。
気持ちは伝わっているようだ。
そんなこんなで初訪問となった、ドラム缶酒場長寿村。
少し駅から遠く、店内は扇風機によるケムリ分散システム。
クーラーなんて洒落たもんなど置いているわけもなく、目の前のコンロで体感温度はさらに上昇。
しかし、そんな昭和スタイルだからこそ、
汗をかきながら熱々の肉を頬張り、
キンキンのビールをゴクゴクと流し込む幸せを最大限に味わうことが出来る。
これもまた、たいそう趣深いものだ。
美味しい肉がたらふく食え、何より虎マッコリの存在がデカい。
リピ確実は間違いないものの、強いていうなら、
やっぱクーラー欲しいな、、
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ドラム缶酒場長寿村
●どらむかんさかばちょうじゅむら
●住所:神奈川県鎌倉市台2-11-10
●営業時間:
11:30~15:00(火~金)
17:00~23:00(L.O.22:30)
15:00~23:00(土日祝)
●定休日:月曜日
●TEL:0467-44-0440
●http://www.drum-choujumura.com/
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