【孤独のグルメ】群馬県西小泉駅近くに佇むブラジル シュラスコ鶏ハツとイチボ肉で井之頭五郎さんの聖地巡礼

 

はるばるやって来たは、群馬県邑楽郡。

やっと仕事も終わり、気づけは19時すぎ。

観測史上最大の大型台風19号が上陸するとの恐れもあり、帰らなければと思う反面、

せっかく来たのだからメシ屋でも行こうと、天使と悪魔の囁きが私を苦しめる。

とりあえず近くのメシ屋をチェックして、ピンと来なければ帰ろう・・・

そう思い、食べログをチェック。

ここが住宅地ということもあり、飲食店の影も薄かったので、あまり期待せずにいたのだが、

・・・ん?

ほう、ブラジル料理。

・・・んん??

こ、孤独のグルメのあそこか!

と、シーズン2で五郎さんが訪店していたお店を偶然にも発見。

そんな訳で、台風のことなどすっかり忘れ、シュラスコを食べに、しれっと聖地巡礼をするのであった。

 

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目次

群馬県邑楽郡大泉町に突如現るブラジル!見た事のないメニューの数々にテンションが上がり、シュラスコにイチボと肉メニューを頼み過ぎてしまう

食べログ情報によると、

東武小泉線西小泉駅徒歩5分
西小泉駅から240m

と、駅からアクセスの良い同店。

私はというと、伊勢崎、高崎、桐生からの太田で、車運転でへっとへと。

そして、やっと見つけたのが、こちら、

ブラジル料理専門店、その名もブラジル。

ど直球なのは店名だけでなく、その外観も負け劣らずのカナリア色。

緑と黄色の色合いが美しいブラジルの看板に迎えられ、入店したのが20時。

ディナータイムを過ぎたのか、それとも台風に備えているからか、店内は私と1組のカップルだけ。

ブラジル料理が独占できる、と、

すでにお腹はシュラスコ仕様。

店内を見渡すと、

大型テレビには、日本代表のサッカー中継が。

やはりブラジル、サッカーの国だ。

壁には著名人やサッカーチームなどのサインや写真がズラリ。

孤独のグルメの影響かはわからないが、地元でも人気のブラジル料理店なのだろう。

がらんとした店内の端っこのテーブルに座り、メニューを開くと、

見た事のない料理が並んでいた。

こちらが、ドリンクメニューと、シュラスコ。

これまで食べ放題系のシュラスコにしか縁がなかったが、本場はグラム単位で提供されるらしい。

それにしてもすごいボリュームである。

こちらは単品メニュー。

フェイジョアーダという、豆と肉の煮込み系料理でブラジルの定番食。

そしてステーキがズラリ。

そして、ブラジルとイタリアンの融合メニューに、おつまみ系。

と、選ぶのに困るものばかり。

味もわからなければ、量も不明。

シェアという概念がない孤独グルメ人にとって、この選択に失敗は許されない。

まず、シュラスコは気分的にも絵面的にも必ず欲しい。

だが、一人で牛に行くと、他メニューが食えなくなる。

という事で、

ステーキメニューの一番王道っぽい商品である、

メダリャウン・デ・ピカーニャ 200g ¥1339

のミディアムをチョイス。

ステーキが牛ならば、シュラスコは別のものにしよう・・・

という事で、迷った末に、

コラゾン・デ・ガリーニャ(鶏ハツ) ¥667

に決定。

そのお肉たちをメイン料理に据え、

ライス
フェイジョン(豆を煮た汁)
サラダバー

のセット ¥565

を注文。

ノンアルコールビールも忘れずに ¥296

という感じで、何か特別な気分でもないのに、お肉を豪勢に注文。

お酒も飲まずにこれだけのメニューを注文することなど、ほぼ無いに等しいが、それも五郎さんになった気持ちで何か嬉しさが込み上げてくる。

果たして一人シュラスコ、どのような結果が待っているのだろうか。

 

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圧巻のシュラスコ&イチボの肉祭り!腹も心も満足のブラジルカーニバルを満喫

注文してすぐに、

キンキンに冷えたノンアルコールとグラスを持ってきてくれるご主人。

ぷはぁ

たかがノンアルコール、
されどノンアルコール。

運転で疲れ切ったカラダに、キンキンのノンアルビールは申し分ない。

ではサラダバーに行ってみよう。

サッカー中継のテレビの下に陣地を構えるサラダバー。

トマト、レタス、ブロッコリー、キュウリ、ニンジンに、

ポテトサラダ、ナス、チーズと行ったラインナップ。

ドレッシングは、和風、イタリアン、サウザンドと選べる。

生野菜以外にも、調理済みのナスや和えた食材が並ぶところもブラジル流なのだろうか。

というわけで、

サウザンドドレッシングでマイサラダボールの完成。

これをつまみに、ノンアルビールを飲む。

あるだけで嬉しい、トマトやブロッコリー。

しかも一つ一つの粒が大きく食べ応え十分。

地味に、居酒屋のおつまみのような味つけのナスが、お通し感覚で食べれて嬉しい。

サラダバーに並んでることが異色すぎるが・・・

そして食べながら待つこと10分。

待ちに待ったステーキの登場。

熱々の鉄板で焼かれたイチボのステーキ。

200gでこのボリューム、しかも豪快に乗せられたガーリックの香りが食欲をそそる。

ほんのり赤い断面と、そこから溢れ出す肉汁。

ではさっそく・・・

・・・う、うまい。

ミディアムではあるが、割としっかり焼かれている印象。

それだけに、歯ごたえがあり、肉を堪能している感が強くなる。

しっかりと塩分が効いており、ライスやビールが進む味だ。

日本人向けのステーキとはまた違う趣。

やはりブラジル。見た目、味、ともに豪快な一品である。

そして、ブラジルでは家庭料理の定番、フェイジョンと呼ばれる豆の汁。

こちらにもしっかりと塩分が効いており、煮詰まった黒豆が溶けてとても美味しい。

お肉の豪快さをいい具合に緩和してくれる、優しい存在だ。

それをライスにかけて、お肉をトッピング。

ブラジルっぽくなって来た。

そしてお待ちかねの、

シュラスコの登場。

天に向かってそびえ立つ、鶏のハツ。

こんな風に見せつけられると、

私のために命を捧げた感がハンパでなく、命に感謝。

自分のテーブルにそびえ立つお肉タワーにテンションは上がり、

あぁ、お酒が飲めたらなぁ・・・なんて思いつつ、トングでハツを掴み一口。

・・・うまい。

串に刺ささっていた部分の穴から、鶏の肉汁が溢れ出す。

塩もしっかり効いており、アッツアツ。

まさに、見て美味しい、食べて美味しい一品だ。

という事で、あとは一人お肉カーニバルの始まり。

ブラジルの雰囲気を味わいながら、

ブラジルのお肉文化を満喫。

群馬県の片田舎で味わう地球の裏側の異文化料理。

これを奇跡と言わずして何を奇跡と言うのだろうか。

そんな事を考えつつ、

追い、ノンアル。

一人での追いノンアルは初体験。

それもこれも、楽しみたいというブラジルならではのカーニバル精神が、私に宿って来たのだろう。

いつもなら楽しいはずの、日本代表戦解説の松木安太郎の声。

若干、ブラジル戦に集中している私の耳にはボリュームが大きかったが、まぁカーニバルに騒音はつきもの。

気にしないで、モグモグ食べる。

一時はそのボリュームに圧倒されたが、

しっかりと味わう事が出来た。

しかし、お腹はパンパン。

ふと横に目をやると、そこにはブラジル人の一家の姿が。

テーブルの中心には、串に刺さったシュラスコが2本。

その光景にテンションの上がる子供達。

お肉タワーにテンションが上がるのは万国共通、本場ブラジル人も例外ではないようだ。

それを切り分けるお父さんの姿。

ブラジルの家族団らんの瞬間が微笑ましい。

色々なお肉を店員さんが席に持って来てくれる、いわゆる定番スタイルもいいが、より本場に近い?シュラスコに巡り会えた気がして、美味しさはもちろん、プチ感動。

レジの前には、

カラフルで可愛いおやつが並ぶ。

これもブラジルスタイルなのだろうか。

会計を済ませ、帰り際、

ちゃっかり店主さんと五郎さんのツーショットを発見。

さて、

また運転して、

仕事の続きもして、

あ、そうだ!

台風対策もしなければ・・・

 

シュラスコが登場する「孤独のグルメ」回はこちらでみれます

 

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