鎌倉小町通りの定食屋 亜斗夢へ初訪問!ふっくらアジフライと店内に飾られるアトムグッズ!心の落ち着く昭和スタイルを堪能

 

午後1時。平日。

メシ屋を探し、小町通りを歩く。

 

いつも通り、わいわいガヤガヤの観光客。

12月にしてはポカポカしたいい天気で、中には半袖の外国人もおり、いつも以上に皆テンションが高い。

 

家でだらだらゴロゴロ、漫画を読むのが好きな陰キャ私は、キラキラして賑やかで眩しい小町通りを1人足早に突き進んでいく。

 

そして観光客集団も落ち着いた先で発見したのが、

 

 

こちらの看板、亜斗夢・・・?

 

完全ノーチェックの同店。

なんのお店なのか、どう言ったコンセプトなのか。

いや、それよりも亜斗夢とはどんな意味なのか、、、

 

 

しかし、そんな気持ちにさせられたら、もう私の負け。

田舎のスナックの様な看板に誘われ、未知の亜斗夢へと入っていく。

 

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目次

鎌倉小町通りの奥 怪しい看板に誘われ、DINING 亜斗夢(アトム)へ!そこには定番の定食メニューがズラリ

鎌倉駅をでて小町通りを5,6分進む。

人通りが少なくなって来たら先ほどの看板が左手に見ててくるので、閑静な横道へと進んでいく。

 

 

店の前には怪しいスナック風の看板が置かれ、その横には現代風の黒板メニュー。

おつまみメニューやカフェメニューも書かれており、休憩にも使える様なスタイルの店なのであろうか??

 

そして、、

 

 

店の前にはテラス席も完備。

12月にその出番はあるのかと思いきや、常軌を逸したポカポカ日和、1組のファミリーがそこを利用してランチをしていた。

 

いまだに見えてこない、お店のコンセプト。

その怪しい暖簾をくぐり、、

 

 

謎に包まれた店内へと突入していく、、

 

中はカウンター席のみで6,7席ほど。

そして予感は的中。

 

 

なんて言うのか、、、

昔ながらと言うのか、やはりスナック的と言うのか。

 

看板、外装、そこから予見される怪しさに関してはズレのない風変わりな店内に驚きつつも、やっぱりなぁという、なんともいえない感情が一つ。

 

カウンターの端に座り、店内を眺めていると、、、

 

 

バラバラであった点、それが一つに繋がるアトム節。

 

ここにも、そこにも、あそこにも。

店内の至る所に、昭和を代表するSF漫画の金字塔、その主役である鉄腕の方のグッズが所狭しと並んでいる(その中に一体、平成のスター、ピカチュウさんの姿も、、)。

 

 

亜斗夢、、、アトムか、、、

 

 

流石に世代ではないのでそこまでの感動はないが、様々なフィギュアを目の当たりにし、お店のご主人のアトム愛をガッツリと感じることができる。

 

ではあるが、こちとらアトムよりも昼メシ。

求めているのは鉄腕ではなく、ご主人の手腕なのである。

 

卓上にメニューは無いが、、

 

 

お店のお手製、写真付きメニューが壁にズラリと貼られている。

しかもなんと、英語表記つき!

 

日本を代表する鉄腕アトム、米名ASTROBOYを巧みに利用し、外国人観光客も誘致するグローバルスタイルが散見される(しかし、アトムは入った者のみしかわからない仕様・・・w)

 

メニューはいたって普通のジャパニーズ定食。

 

コロッケ定食や唐揚げ定食、生姜焼き定食といったサラリーマンのランチ定番メニューが並び、

さらに、居酒屋の一品メニューの様なものや、くずきり、豆かんなど、この異空間にかも関わらず、「ゆっくりしていってくれ」とのご主人の声が聞こえて来そうなメニューもちらほら。

 

どれもこれもうまそうだけど、、、

 

 

ん〜、鯵フライでも食べてみるか、、

 

 

と、直感的にメニューを選んでいく。

 

しかし、、、観光地、しかも昼時なのになぜ人がいないのか。

その理由を考えてみると、、思うところが一つ。

 

 

そういえばこの店、、シラスが無いな

 

 

そう、鎌倉湘南といえばシラス。

そのシラス丼がこの店には無いのである。

 

周りのシラス丼があるお店は満席、対し、シラス無しの定食屋はガラガラ。

やはり、観光客はシラスを求めているのかなと、鎌倉の観光事情に仮説を立てつつ、出所不明の鯵が揚がるのを待つ。

 

厨房の奥でご主人が料理を仕込み、自慢の鉄腕を振るっている。

 

核級に美味いアジフライ。

早く食べさせてちょーだいな。

 

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ふわふわに揚がったアジフライに白メシがススム!ウスターor中濃、マヨ&カラシでお好みにカスタマイズせよ!

店内のアトムフィギュアを見ながら待つこと10分。

ジュワジュワっと鯵を揚げる厨房からの音が鳴り止み、皿に盛り付けられた定食を奥さんが運ぶ。

 

 

きれいに揚がった大きな鯵フライが二つ、それにサラダ、漬物、味噌汁、白飯がついた定食。

そしてその奥には、ドレッシング、マヨネーズ、ウスター、中濃、からしが用意され、「あとは好き勝手やってくれ」感がどことなく漂ってくる。

 

 

きつね色に揚がった、大ぶりの鯵。

ご主人が市場で仕入れている訳ではなさそうなので、どこの馬の骨だか分からない鯵だが、シンプルに美味そうなルックス。

 

シャバシャバのウスターソースをかけ、

 

 

早速一口食べてみると・・・

 

 

ふわふわでうまい!!

 

 

この店で何年揚げ続けているのか分からないが、ご主人の手腕、いや、鉄腕に、鯵もまんざらでは無い様子。

 

口当たりの良いふわふわの白身、もちろん変な臭みなど一切無し。

そこにぶっかかるソースとあいまって、ごはんがごはんがススムくんへと化す。

 

しかし何も書かれていない以上、ここ亜斗夢ではごはんのおかわりは恐らく有料。

となれば、ごはんが進みすぎてしまうのは致命傷にもなり兼ねない。

 

白飯はいわばHP。

頭を使い効率よく食べなければ、残されるのはおかずのみ。

「おかわり」と言うザオリクの呪文など存在しないのだ。

 

そんなことを考えながらも進んでしまう白飯。気分を切り替えて、

 

 

付け合わせのドレッシングを胃に納めていく。

 

定番の和風ドレッシングではあるが、ボリューミーなレタスにきゅうり。

そして、

 

 

りんごでしか見たことのないうさぎの形をした粋なトマトに、なんだかほっこり嬉しい気持ち。

 

それをペロリと平らげて、残るはアジフライ一枚。

 

中濃ソースにマヨネーズとからしをミックス。

さらにレモンを一絞りし、

 

 

大事に大事に咀嚼していく。

 

生でよし、焼いてよし、そして揚げてもよし。

一口一口、噛むたびに旨味が溢れ出るアジのアジを楽しみながら、

 

 

お盆いっぱいのアジフライ定食、あっという間に胃袋へ収納完了である。

 

いつもだったら白飯をおかわりし、口の中を米粒で満たすのがデブの流儀。

しかし、アジフライのボリュームと美味さ、それを秤にかけながら、白飯をコントロールする引き算メシ。

これはこれで、アジフライの味をじっくりと味わうことができ、また一つ成長した気分。

 

会計を終え外に出ると、相変わらずのポカポカ陽気。

 

 

あ〜、ベンチに座って、コロッケでも食うか、、

 

 

揚げ物直後に、また揚げ物。

そして、この日の夜も揚げ物だとは、誰も知る由もない、、、笑

 

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亜斗夢 (アトム)

●あとむ

●住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-4-1

●営業時間:10:00~

●定休日:不定休

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