鎌倉で用事を済まし、気づけば12時、お昼ご飯。
何気無く小町通りの鳥居をくぐると、いつも以上に人が多いような…
というのも、ただいま修学旅行(遠足?)シーズン真っ只中。
引率のガイドさんを先頭に、小学生・中学生くらいの少年少女が小町通りを闊歩…
休日の人混みとはまたジャンルが異なるが、たいそう賑やかで観光地らしい鎌倉。
しかし店選びに集中できず、喧騒から逃れるように裏小町へ回避…笑
1人でサクッと食べれるお店はあるかな…と歩いていると、
ぶち当たったのがこちらのお店、鎌倉うどん「川ひろ」。
2020年夏に新店オープンしたお店で当然チェックはしていたものの、
どちらかというと蕎麦派の私は、なかなか「うどん」を食べるテンションに巡り合わず、そのまま流れていく月日…
しかしながら、静かでさらっとすぐに食べれるお店を探していた今自分との相性は完璧。
おまけに観光地鎌倉ながらリーズナブルに済ませられる一品ということで、いざ、ズズッとすすりに鎌倉うどん「川ひろ」へ。
鎌倉・裏小町の新店、「鎌倉うどん 川ひろ」でぶっかけうどんランチ! こだわりの京風うどん、土日はワンコインモーニングもやってるよ!
鎌倉駅から小町通り。そこから若者の列をかき分け裏小町へ進むと、
何やら新しく綺麗な店構えのうどん屋さんが、視界へと飛び込んでくる。
一食1000円はくだらない鎌倉において、一杯550円〜と、なかなかの立地にもかかわらずリーズナブル。
「かけうどん」や「ざるうどん」などの定番もあるが、同店は「ぶっかけ」系が中心となっており、「京風だし」や「九条ネギ」などの文言を見るに、西寄りタイプのうどんなのだろうか。
ということで、今日のランチはこちらに決定。
さっそくお店へと入っていく…
駅構内の立ち食い蕎麦を彷彿とさせる、長居無用スタイルの「鎌倉うどん 川ひろ」。
計8席のこじんまりした店内、まずは食券の購入から。
期間限定には、「A5黒毛和牛肉うどん」だったり、「九条ネギの刻みきつね」だったり…
でもやはり、最初は店の定番ぶっかけを味わいたく、
・ぶっかけ ¥650
・川ひろぶっかけ ¥850
の二択で迷う。
川ひろぶっかけには、「とろろ」「きくらげ」が入っているが、今の気分的にきくらげはいらないかな…
でもただのぶっかけだけではなんだか物足りないような…ということで、
・とり天 ¥180
を、ぶっかけうどんにプラスして注文することに。
我ながらナイスな組み合わせと思いつつ、店主に食券を2枚わたし、入り口付近のカウンター席へと腰をおろす(メニューをよく見ると、「とり天ぶっかけ」あるし…笑)
ちなみに、こちら「鎌倉うどん 川ひろ」では、土曜・日曜限定でモーニングをいただけるとのこと。
7〜9時限定でワンコインうどんが味わえるので、うんうん、これこそ立ち食い蕎麦(ではないけど…)って感じでありがたい。
さらに、10のつく日は「とり天」が安くなる特別デー。
「川ひろスペシャル」だけが70円引きなのは気になるが(笑)、これも地元民には嬉しいサービスだ。
もちもちの麺に加わる、九条ネギと天かすの絶妙なコリコリ感が美味い! 京風だしとしっかり混ぜ、ズルズル豪快にうどんを堪能!
食券を渡してから待つこと6、7分。
心待ちにしていたとり天ぶかっけうどんがこちら、
少しボリュームには欠けるが、うんうんこれは美味しそう。
さっそくうどんをズルズル…と行きたいところだが、
天まで届きそうな圧倒的存在感のとり天(笑)、まずはこちらから、温かいうちに食べてみよう…
さすが、同店自慢のメニュー。
タレが染み込んだとり天は、ささみにもかかわらずしっとりジューシー、「サクッふにゃっ」とした衣の食感もまた絶妙で、うんうん、これは美味い。
そしてメインのうどんをいただくと、もちもちでツルツル!
コシがありすぎるわけでもなく、かといって柔らかいわけでもないので、程よい食感を楽しみつつ、ツルツルと喉越しのいい麺を味わうことができる。
なるほど、これは立ち食い蕎麦や食堂では食べられないクオリティ。
さっそく混ぜ混ぜにかかるわけだが、
郷に入れば郷になんちゃら。
「ぶっかけうどんの美味しい食べ方」の通りに、いただいてみるとしよう。
というわけで少しだけ時を戻し、まずは①「見て楽しむ」。
天かすに九条ネギ、刻み海苔、生姜、ウズラが乗っかり、白ごまがパラパラっと降りかかった上品な一杯。
そして②「かき回す」。
うずらのとろみを全体に行き渡らせるように、
そして、下にたまった出汁を絡ませるように、まぜまぜまぜまぜ…
そして、③「豪快に!!」。
ズルズルっとすすっていく!!!
ウマイ!!!!!
出汁はやはり京風の「利尻昆布」。
加えて、ブレンドされた「ふし」からとった出汁に醤油を合わせたかえしは、上品ながらズズッとがっつきたくなる不思議な味わい。
しかしやはり、特筆すべきは食感だろうか。
もちもちでツルツルの麺(こちらは兵庫県の製麺所で作るオリジナル麺らしい)の食感に、
京都野菜のシャキシャキ九条ネギ、そしてほんのり味付けされたコリコリの天かす。
その食感が一体となり、もちもちながらコリコリと口の中ではじけ、
それがまた食欲となって、さらにうどんをズルズルと…
海苔のかおりと生姜の風味、そして「う玉」でまろやかになった麺を豪快にススリ倒し、
④「だしまで飲み干す」でコンプリート。
完飲しても体に悪いとこれっぽっちも思わない、京都の気品に溢れた一杯。
それを下品にススリ倒し、今日のうどんランチは終了だ。
何気無く入った「鎌倉うどん 川ひろ」だが、ガヤガヤ煩わしくもなく、その味はもちろん、コスパも最高。
次回使えるサービスクーポンまでいただき(ちくわ天or半熟玉子天が無料!)、大満足でお店を後に。
鎌倉観光ともなるとゆっくり座って食事をしたいだろうから、
そうなるとココは、地元民をターゲットとしているのだろうか。
モーニング利用もできてコスパ抜群、さらに10のつく日はとり天がお買い得(笑)
観光客はもちろん、地元民にもぜひ味わって欲しい京風ぶっかけうどんだ。
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鎌倉うどん 川ひろ
●かまくらうどん かわひろ
●住所:神奈川県鎌倉市小町2-11-4 1F
●営業時間:
月ー金
11:00〜19:00
土日祝
7:00〜9:00、11:00〜18:00
●定休日:不定休
●TEL:050-5306-6408
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